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『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


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番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


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『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.70


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.80


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.24
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 アリスは何とかケンカを阻止しようとしました。
ところが……。

 ケンカは起こらず……、
代わりにニセアリスは「追うぞ!」と言いました。

アリス  「”追う”?」

ニセアリス「不穏な動きだ。ウサちゃんのヤツ!」

 そう言ってニセアリスはテーブルの上の中華まんをてきぱきと集めました。そして風呂敷を元通り結んで袋状態にしました。それからその袋を肩にかつぎました。

 ニセアリスは道路上に出ました。首をクイッと傾けて、アリス達に「ついて来い」と合図しました。アリスと膝の上のミルキーは、思わずお互い顔を見合わせましたが……、結局ニセアリスについて行く事にしました。

 歩きながら、ニセアリスは中華まんを袋から取り出して頬ばりました。


ミルキー  「ミルキータンもやっぱりお腹へったよぉーー。中華まん食べたいよぉーーーーー」

アリスはニセアリスに中華まんを1つ出すように言いました。
しかし……、

ニセアリス「おい!見ろ!足跡だ!」

 どこかで濁った水溜りでも踏んだのでしょう。ウサギさんの足跡がずっと先の方までくっきり地面に付いており、それは遠くまで伸びていました。
皆はその足跡を、追う事にしました。

アリス  「その前に…………。ミルキーさんと私の分の中華まんを渡してください」

ニセアリスはすぐに足跡をたどり始めました。

ニセアリス「急ぐぞ!」

そう言ってニセアリスは先の方にドンドン駆けて行きました。なおも自分だけ中華まんを袋から取り出して歩きながら頬ばりました。

ミルキー 「おーーーーーな------かーーーーーー、へったよぉーーーーーー!」



ニセアリス「おい!”あの家”じゃないのか?」

 遠くの方に、見覚えのあるような家が見えました。
ニセアリスはすぐに道沿いの植木の中に身を隠しました。アリスも続きました。

アリス  「確かに”あの家”のようですね。あの屋根の形と色、見覚えあります。
……ところで、ミルキーさんの分の中華まんをいただけますか?」


「やっぱり、あの家だ!間違いない。こっそり、近づくんだ!」と言いました。

ミルキー 「おなかへった。おなかへった。」

ニセアリスは足音を立てないように近づいて行きました。


 この形、やはり”あの家”に間違いありません。
外から見ると普通の家です。雨戸もキチンと閉ざされています。
でも中から見ると……。おそらく窓も何も無いはずです。
不気味な家ですが、今は妙な懐かしさがあります。

ミルキー 「おーーーーーな------かーーーーーー、へったぁーーーーー!」

ニセアリス「しーーーーーー!静かに!」

 ニセアリスは、玄関の扉が開けっ放しになったままである事を発見しました。
一番最初にウサギさんがここに来た時と同じように扉が思いっきり開けられ、その下には石が差しこまれて固定されていました。
ニセアリスは玄関まで抜き足差し足で進み、扉の隙間からそっと中を覗き込みました。

 すると……、
ウサギさんが家の奥の方で何かごそごそやっているのが見えました。
こっちに背中を向けており、ニセアリスには気付いていません。

 その後、ウサギさんは”ごそごそ”が一息ついたので「ふう」と一呼吸。
そして片手の毛並みで額の汗を拭いました。

アリスも覗き込みました。

アリス  「何をしているのかしら?」

ニセアリス「しーーーーーーーーーーー!!」

 以前この家の中に入って大変な目に遭いました。
一旦中に入ると、玄関が消えるのです。

アリスは「(ウサギさんのようにドアを開けっぱなしにしておくと、大丈夫なのかな?)」と思いました。でも、玄関から先には怖くて足を踏み入れられませんでした。前にこの家に閉じ込められたからです。







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Last updated  2005.12.13 05:37:18
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