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番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


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小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.06.06
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 アリス達は”あの家”に帰り着きました。
まったく変な造りの家です。
これまでここにいてもあまり良い気分にはなれませんでしたが、少し慣れてきた所為か、こんな家でも帰り着くとホッとしました。

 皆でウサギさんが洗面台の戸棚に置いていた”商品のあまり”の歯ブラシで歯を磨いてから、また赤いカーペットの上にゴロンと横になりました。
アリスは疲れていたので、家の中で横になれて心が安らぎました。
それから少し現実世界の家の事を思い出しました。

 「(もうこの世界に来て何日経ってしまったのかしら……。
きっとパパとママは心配している事でしょうね……。
せめて連絡を取りたいわ)」


でも側にミルキーもいる事ですし、アリスはその事は口に出しませんでした。
あまり、子供の前でそんな泣き言を言うのは良くないと思ったからです。
もちろん自分もまだ子供ですが……。

 ミルキーはアリスの腕の中で寝ていました。そのミルキーの腕の中には今や巨大クッションのようになったモグモグがいました。
ニセアリスはいつも通り遠慮なくウサギさんを枕にし、満足そうに横になっていました。
これから皆で眠ろうというまさにその時、ニセアリスはいい気分で喋り始めました。

ニセアリス「あーーーーーー、今日はよく遊んだねえーーー」

アリス  「遊びに行ったんじゃありません!
単3電池を探しに行ったんです。単3電池が無いとお城に入れませんから」

アリスは昼間ニセアリスがミルキーに嘘を教えたので、少々キツく言いました。

ニセアリス「別にいいジャン!遊んだから金が手に入ったんだし……」



ニセアリス「金が無きゃ、どうにもならないし……」

アリス  「ううっ……」

ニセアリス「アンタも早く寝る事だ。明日も金魚すくいでたっぷり稼いでもらわなくちゃならない!」

アリス  「明日もやるんですか?!」

アリスは驚きました。



ニセアリス「大丈夫。今日パチンコで勝ったヤツでも次の日勝てるとは限らない。
だからどの店も、打ち止めになった客でも次の日はプレイさせてくれる」

アリス  「……」

ミルキー 「ごめんね。アリスタン。
わたしがおとなだったら、金魚すくい代わってあげられるのに……」

アリスはさとすように言いました。

アリス  「”金魚すくい”は子供がするゲームです」

ミルキー 「……?」

今度はニセアリスの方を向いて、言いました。

アリス  「嘘はいけません!」

ニセアリス「いや、嘘ではない。現にコイツは溺れかけた。
危険なスポーツであると言うのは本当だ」

アリス  「うっ……」

 ニセアリスはもっともらしい事を言いました。
ニセアリスはミルキーに言いました。

「もっと安全な子供っぽい事をやろう。明日、アタシがオマエにパチンコを教える!」

アリス  「だぁーーーーーーーーめぇーーーーーーーーー!!!!」

ニセアリス「いいジャン!コイツがまた金魚すくいやって溺れるより!」

アリス  「うっ……」

 ニセアリスはミルキーに言いました。
「よし!明日から本格的にオマエにパチンコの御技を伝授する。
アタシの技を研究してしっかり稼ぐように!」

ミルキーはパチンコに興味があるのか、寝転がったまま片手を上げ、「ハイ、ハーーーーーーーイ」と答えました。

アリス  「駄目です!」

アリスはおかんむりです。





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Last updated  2007.07.09 02:09:13
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