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小話  屋台その2  VOL.141


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.08.14
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 怒られてシュンとなるニセアリス。
でも”ウサギさんがいるので”すぐに機嫌は回復しました。 

ミルキーはまた気絶状態です。アリスは今度はミルキーを介抱しなくてはなりませんでした。
まったく気苦労が絶えません。次から次へとやらなくてはならない仕事が増えて行きます。

ニセアリスはウサギさんの頬をサワリサワリ(触り)していました。

ニセアリス「いっひっひっひっ……、アタシのウサちゃん……。アタシの……」

ニセアリスはウサギさんの毛並みの感触を確かめています。
ついに”欲しかった物”をこの手に出来て満足そうです。

タッキーはなにやら気の毒そうにその様子を見ていますが……、”大先生”のする事なので口出し出来ずにいました。




 ウサギさんにとって”ゾッとする長い時間”が過ぎた後、ニセアリスがおもむろにこう言いました。

ニセアリス「ところで……、ウサちゃんどうしたの?なんで寝てるの?」

アリスは”崖から落ちた事……、溺れかけた事”等を説明しました。

ニセアリスはしばらくフンフンと落ち着いてその説明を聞いていましたが……、

急に大きな声を上げて「バカヤロウ!医者に診せんかい!」と言いました。

それからタッキーを指差し、「タッキー!携帯!医者に電話しろ!」と命令口調で言いました。

タッキー 「ハッ、ハイ!」

ニセアリスがまともになりました。

タッキー 「あっ、もしもし、夜分に大変すいませんが……、
ちょっと見て欲しい”人”がいるんですが……、

打撲と擦り傷と……、それから体が冷えてまして……、
いっ、いえ、死にそうなわけでは……、
え?
今日は駄目?
来るのは明日になる?


それを聞いていたニセアリス、”こっちに携帯を借せ!”とジェスチャーで合図しました。

それから電話口に向かって「あのなあ!”急患”なんだよ!
すぐそこにクレバスみたいな大きな谷のある川があるだろ!あそこに落ちたんだよ!
死にかけなんだよ、患者は!」と言いました。

ウサギさんは”死にかけ”と聞いてギクッとしました。

ニセアリス「そうだ!早く来い、アタシの大切な”ダーリン”が死にかけなんだよ!」

ウサギさんは”ダーリン”と聞いて、またギクッとしました。
息が詰まる思いでした。
それにしてもいつから”ダーリン”になったんでしょうか?

ニセアリスは「今から助手に換わる。後はソイツに住所を聞け!」
と言い、タッキーに携帯を返しました。

タッキー 「(じょ、”助手”ぅ……?)」

それにしてもいつから”助手”になったんでしょうか?
”ダーリン”と言い、”助手”と言い……、

タッキーはまた電話に出ました。

タッキー 「あ……、お電話換わりました。”助手”のタッキーです。
ええと、住所はですねぇ……」

こうしてお医者様が来てくれる事になりました。






小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~






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Last updated  2007.07.09 03:21:46
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