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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.03
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 アリスとニセアリスとミルキーとウサギさんとモグモグは”あの家”に帰って来ていました。
そしてお昼ご飯を食べていました。

モグモグモグモグ……。皆静かに食べていました。

アリス  「…………」

ミルキー 「…………」

ウサギ  「…………」

モグモグ 「ピィ…………」

シーンとした中、モグモグが沈黙に耐えかねて声を上げました。すると皆が一斉にモグモグの方を「何事か?」という表情で見ました。
モグモグは恥ずかしくなって、それを誤魔化すためにまた餌が盛られた皿をついばみました。



それに答えてアリスは指を口元で立てて「シーーーーーーーーーー!」と言いました。

ニセアリスは大げさな身振り手振り付きで「アタシラは何?ハン?恋のキューピット役だよ!でも……アタシラが得たものは……何も無い。ただの”脇役”だよ。脇役に徹してしまった」とのたまわれました。

アリス  「他人に親切にする時に……”見返り”を期待してはいけません!」

ミルキー 「そうそう」

ミルキーはさとすように頷きます。得意気な顔でニセアリスの方を見ています。またミルキ-お得意の”大人のマネ”です。
ミルキーのこの態度に”キレた”大先生は、ミルキーの髪の毛を乱暴にナデナデしてその整ったストレートヘアーをグシャグシャにしました。

グシャグシャグシャ!

ミルキー 「ウエ~~~~~~~~~~ン!ウエ~~~~~~~~~~ン!」

アリス  「めっ!」

アリスはニセアリスに対して怒りました。

ニセアリス「アタシラにお礼ぐらいしてくれてもよかったんじゃないか?!」



ニセアリスは大いに不満がありそうでした。



アリス達が”あの家”と呼ぶウサギさん所有のこの不思議な家。窓が付いているのに、それはダミーで外からは中を覗く事は出来ません。
不思議な家です。
そして……中には何も家具は無く、ただっぴろい空間が存在していました。
これも不思議です。


そう、”黄金の家”に……。

”あの家”の広い空間にはデンと”黄金の家”が居座っていました。
ここはその物体を隠すのに絶好の場所だったのです。




ニセアリス「たっく!いつまでここに置いとく気だ!!!!」

ウサギ  「”ほとぼり”が冷めるまでです……」

ニセアリスは苦虫を噛むような顔をしました。

アリス  「いいじゃありませんか。
もともとこの隠し場所を提案したのはニセアリスさんですし……」

ニセアリス「いいや!アタシがさっき言ったのは”金の成る金ピカの家”の事じゃなく……、”タッキーとミッチー”の野郎の事だ!」
……と、また大声で述べられました。

アリスは「シーーーーーーーーーー!中の二人に聞こえるでしょ!”新婚さん”なんだから邪魔しちゃ駄目!」と言いました。

そう!
この”黄金の家”の中に、上空から戻ったタッキーとミッチーが暮らしているのでした。
2人は今や居候の身だったのです。


……まあ、”ハッピーエンド”ですね。
めでたし、めでたし……。





 第16話  完。








小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~







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Last updated  2007.07.09 04:03:06
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