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登場人物紹介


【ピュアプリンセスシリーズ】登場人物紹介


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小説目次 第1話~第14話


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番外編 『桃ニセアリス』


第19話 家出したミルキー


『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


CG集 番外編1・2


番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.50


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.60


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.70


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.11.16
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 タッキーはガックリしました。
大きな鐘が頭の中で

ゴーーーーーーーーーン!ゴーーーーーーーーーン!

と鳴っているような感覚でした。


それでも女子恒星をエスコートしつつ、お店の正面玄関から外に出ました。
女子恒星は名前を言って以来、最後まで喋りませんでした。ただ、嬉しそうな表情をしていましたので、タッキーは内心ホッとしていました。
女子恒星はお星様らしくゆっくりと空を飛んで行きました。女子恒星の持っていた鞄は飛ぶには凄く重そうでした。多少左右にフラリフラリと傾きながらゆっくり空を飛行して行きました。
タッキーはしばらくしてから自分も帰る事にしました。女子恒星はまだ視界から全然消えていません。でも、完全に視界から消えるまで見送っていては相当時間がかかりそうです。タッキーはこの辺で見送るのを止めました。



タッキーは振り返って歩き始めました。そしてお店の端っこまで来るとさっきの森が見えました。


先に帰ったウサギさんが、他の皆にこの事を話している場面が浮かびました。
いつも優しそうなアリスの顔が見る見る不信の表情に変わって行きます。
怒るミッチー!婚約指輪がその指から抜き取られ、タッキーに”返品”されます。
ミッチーには角が生え、まさに”モンスター”のような状態です。
ミルキーもこの事態を大体理解したようで、怒った顔で腕を組んでいます。
モグモグも羽をばたつかせ、ガーガー怒っています。
皆、一様にタッキーの方を睨んでいる……そんな絵が想像されました。


タッキーは全身の力が抜けて行くのを感じました。
一向に家の方には足が進みませんでした。いえ、正確に言えば、家の方に”飛んで行く”のが進みませんでした。
タッキーは空を飛ぶ事を諦め、トボトボと家の方に”歩いて”行きました。それから気落ちしたタッキーはズボンのポケットに手を突っ込みました。そこにはモグモグに飲ませる風邪薬が入っていました。しかしその外側の袋は紙製でしたので、来る時に降っていた雨のせいで濡れてグチャグチャになっていました。
注意が足りなかったのです。ネットで買った絵本の方はちゃんとビニールに包んだのに……。

それでも、一応家の方に向かいました。





 しばらくしてから、やっと家に着きました。落ち込んでトボトボと歩いて来たので、いつもより時間がかかりました。
タッキーは玄関のノブに手をかけ、少し引いてみました。鍵はかかっていないようです。
そう言えば、玄関のドアを開くのは久しぶりです。いつもは壁をすり抜けていましたから。
ホンの少し開けた状態で止め、そこから中を覗いてみました。

自分の想像と違って、中からはいつも通り楽しそうなミルキー・アリス・ニセアリスの声が聞こえます。
不意にアリスが「ニセアリスさん!玄関の鍵はかけましたか?」とニセアリスに注意しました。どうやら鍵が開いていた原因は、ニセアリスが欠け忘れた為のようです。ニセアリスは玄関の扉を見て、少し隙間が開いているのを見つけました。

ニセアリス「誰か覗いている!」

そう言われて皆がいっせいにタッキーの方を見ました。
そこには玄関から覗く怪しげな頭(タッキーの頭ですが……)が見えました。

ミルキー 「キャーーーーーーー!!」

ミルキーが黄色い悲鳴を上げました。アリスもビックリしています。
タッキーは思わぬ展開に焦りました!そして……

タッキー 「僕です!タッキーです!」

タッキーは扉を大きく開けて中に入って来ました。こうしないと……、また勘違いされてしまいます。

ニセアリス「なんだ、タッキーか……」

ニセアリスが吐き捨てるように言い、皆が安心しました。タッキーは少し拍子抜けしました。

アリス  「あーーーーー、驚いた。怪しい人かと思ってしまいました。」

アリスは笑いました。

ミルキー 「ふーーーーーー、ミルキーの大事なおもちゃを盗みに来たドロボウさんかと思ってしまいました。」

ミルキーも胸をなで下ろしました。ニセアリスはミルキーが的外れの事を言ったので、ミルキーの口調を真似てこう言いました。

ニセアリス「ふーーーーーー、モグモグを引き取りに来た精肉業者かと思ってしまいました。」

ミルキー 「ムキッ!(`へ´)」

どうやら、ノリはいつものままのようです。タッキーはすかさずこのチャンスに薬を渡そうとしました。

タッキー 「はーーーい、ミルキーちゃん。もぐもぐの風邪薬を買って来ましたよーーー」

ミルキー 「わーーーーーーい!ありがとう!」

薬の袋はずぶ濡れでしたが、
ミルキーはとても嬉しそうでした。タッキーは胸をなで下ろしました。

アリス 「ミルキーさん、良かったですね」

アリスもとても喜んでいます。






小説目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話~

→マンガ『連れ去られたミルキー』





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Last updated  2007.07.09 04:22:50
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