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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2010.01.23
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ミルキーはテーブルのところにあるイスをよじ登ってその上にあがりました。
そして顔だけテーブルの上に突き出しました。
するとテーブルの上にはなんとおいしそうなドーナツが置かれているではありませんか。
ドーナツがてさげのカゴにたくさん入れられていました。きっとアリスが作ったドーナツに違いありません。さっそくミルキーはテーブルの上に身を乗り出して、ドーナツの入ったカゴに手を伸ばしました。

すると………、
ドーナツの入ったカゴは移動しました。ミルキーの方から逃げて行くのです。

ミルキー「あーーーー!」

もう一度、身を乗り出して思いっきりカゴに向かって手を伸ばしましたが、やはりカゴはミルキーの方から遠ざかりました。

ズルズルズル…………、



ミルキー「むかあ!」

ニセアリス「きひひひひひひ!」

そしてニセアリスは一人でドーナツを食べ始めました。




ニセアリス「ガツガツガツ!ムシャムシャムシャムシャ!」




アリス「ニセアリスさん!」

ニセアリスはアリスに注意されました。







さあタッキーの方の準備が出来たようです。”物件写真”をモニターに映し出しました。
アリスやウサギさんはモニターをのぞき込みました。ミルキーや由美もです。

アリス「まあひどい!」

それは建物内を映した写真でしたが、それを見ると中はボロボロでした。

タッキー「これは”元ホテル”だった建物です。天井の一部が崩れています。そこからハトが侵入し、建物内にフンをバラまいています。」



建物の床は全てハトのフンで足場もありませんでした。

タッキー「このように建物の一部が壊れますとそこから鳥等が侵入して”住みか”としてしまうこともあります。その他壁が崩れでも同じです。動物の住みかとなってしまう事があるのです。」

アリスはそのような事があるなんてこれまで想像もしてみませんでした。
目の前の画像を見ると胸がつまる思いがします。
家具などのタンスが置かれていましたがその上にもびっしりフンが着いていました。



タッキー「では次の物件をお見せしましょう!こちらは築50年の大きな民家です。」

ニセアリス「うわあああ!!!まるでボロ屋じゃん!」

アリス「ニセアリスさん!そのような言い方をしてはいけません。」

ミルキーもそれを見ました。

ミルキー「わあああ!アリスタン、こんなの住めないよ!」

それはミルキーからしてみれば”お家”のイメージからかけ離れたものだったのでしょう。
でもアリスはミルキーに注意しました。

アリス「ミルキーさん、外観で判断してはいけません。”住めば都”のようになります。」

しかしそういうアリスも古い家がこれほど傷む物だとは知りませんでした。その家の屋根はゆがみ、壁にはカビが発生していました。塀は崩れていました。雨どいのパイプは割れていました。アリスも内心ショックを受けました。

タッキー「このように建物の中に大量のゴミが残された建物もあります。」

建物の中には産業廃棄物とでも言えるようないろいろなゴミが散乱していました。
数々のガラスビン。大きなタル。そして紙くず。あるいは木材。
そして壊れた木製のイス。
向こう側の壁が見えないぐらい建物内にゴミが残されていました。
アリスはもう言葉もありませんでした。











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Last updated  2010.03.05 07:21:56
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