2011年(平成23年)3月11日 14時46分
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「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名されたこの巨大地震は,広範囲に地震の揺れを発生させただけでなく,北海道から沖縄県にかけて太平洋沿岸部に津波を発生させ,宮城県を含む東日本に甚大な被害をもたらしました。
この地震による震災の名称は政府により「東日本大震災」と命名されました。
宮城県では,栗原市で最大震度7が観測されたのをはじめ,県内市町村で震度5強以上が観測されました。また,沿岸部にある全市町に津波が襲来し,県土の約4.5%が浸水しました。これは,東日本大震災の総浸水面積の約6割に相当します。
また,人的被害は死者(震災関連死含む)10,565名,行方不明者1,221名にのぼり,宮城県は最大の被災地となりました。(平成31年1月31日時点)
東日本大震災の特徴としては,甚大な人的被害,広域(県内沿岸全市町)にわたる津波被害に加え,ライフラインや交通アクセスの損壊,通信施設の損壊による情報不足・混乱,食料等の確保が困難,深刻な燃油不足の発生,膨大な量のがれきが発生したことが挙げられます。
震災発生の日を前に,改めて過去の災害を知り,学び,正しく備えていただければと思います。
○「東日本大震災の地震被害等状況及び避難状況について」(危機対策課ホームページ) (出典:「東日本大震災~宮城県の発災後1年間の災害対応の記録とその検証~」)
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