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山科( やましな )あたりの街頭には時に代議士のような風采の柿衣人が見られる。何だい堂々たる男だてらにと反感が湧く。しばらく立ち停って彼の顔を凝視すると忽ち燃ゆるような愛を覚える。実は私自身も、その仲間なのだ。寧ろ彼は正直に鞭を受けた尊い人だ。常に犯罪者と共にいることは心の浄化作用だ。
2023年06月30日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 裏 目 に 出 る 」( う ら め に で る )よかれかしと思ってしたことが、期待に反して好ましくない結果になる。「なまじ同情したのが裏目に出て、あの男をすっかり駄目な人間にしてしまった」
2023年06月30日
無名にして世に認められんとせば逆の処世法を操ることだ。十人が笑い騒ぐ時に一人静かに苦蟲( にがむし )を噛む。十人が眠りに沈む時に一人起きて大いに働く。十人が東に向かって前進する時に自分は西に向かって背進する。十人が口を揃えて罵( ののし )り嘲( あざ )ける時、自分は舌の続く限り、褒め称( たた )えるのだ。
2023年06月29日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 裏 を 返 せ ば 」( う ら を か え せ ば )逆の見方からすればの意で、表面に現れていない物事の真実や本心を問題にする様子。「 こまごまと注意してくれるのはありがたいが、それも裏を返せば、僕を信用していないということだろう 」
2023年06月29日
不良の爺が不良の子を不良として叱る。不良の役人が不良の罪人を不良として罰する。おぞましや鞭を握る手の裏には汚い黒斑々たる瘡痕( そうこん )が見られる。
2023年06月28日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 裏 を か く 」( う ら を か く )相手の予想や期待に反することをして、ねらいをくじく。「直球に山をはっていたら裏をかかれ、シュートで攻められた」
2023年06月28日
悪事を犯したものにして終生その秘密を包んで死ぬることは出来得ないものだ。人の良心というものはそれほどに寂しくて弱いものだ。何らかの機会に自ら信ずる人を得て必ず一度は告白というよりも寧ろ口外する。その時すでに秘密の幕は破れているのだ。すなわち小さい孔( あな )を求めて自ら鬱屈( うっくつ )せる雲( くもり )を流そうとするのだ。 そして制裁が来る。そこで初めて冷静に帰って落着くのだ。
2023年06月27日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 裏 を 取 る 」( う ら を と る )犯人または容疑者の供述・自白などの真偽を、実際の証拠によって確かめる意を表す警察の用語。「 現場検証によって自白の裏を取る 」
2023年06月27日
強盗殺人の大罪を犯して逃げていたものが捕縛(ほばく)された晩に初めて熟睡するそうだ。罪の嬰児を殺した女は鬼のような検事の諭告を聴いて鉄窓に帰った夜、初めて平安の床に眠るという。罰せられる救済、刑せられる慰安、罪と罰を知る罪人のみに味識される歓楽境だろう。
2023年06月26日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 売 り 言 葉 に 買 い 言 葉 」( う り こ と ば に か い こ と ば )相手から言いかけられた暴言に対して、こちらも負けずに言い返すこと。「日和見主義だと非難され、売り言葉に買い言葉で喧嘩になった」
2023年06月26日
他人の身の上穿鑿( せんさく )には誰でも血道を挙げて焦慮( しょうりょ )する。知って何にするかと問わるれば完全に答へ得るものがない。ただ知ることが面白いのだ。他人の内悪( ないあく )は知ることだけが面白いのだ。ことほど左様に人間下等の好奇心は常に暗黒面に向かって発達する。他人の上に輝く光明、すなわち善事美行に対しては口に讃して心に妬( ねた )む。善行家の蹉跌 ( さてつ )した時、通常の人よりも百倍の悪罵( あくば )来る所以だ。電話などで人の名を尋ねた時、善良の良ですと言うよりも不良の良ですと言った方が早く判る。
2023年06月25日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 瓜 二 つ 」( う り ふ た つ )二つに割った瓜のように、親子や兄弟などの顔かたちがよく似ている様子。「長男は父親に瓜二つだ」
2023年06月25日
もし夫(そ)れ地上に悪徒(あくと)の跡を絶たんとならば五十歳以上の老人をことごとく抹殺することだ。人間五十、その半ばは必ず悪徒だ。頭の硬化と共に自尊他損病患者だ。はにかみを失った荒頽、自省の鈍い脱線、その自責自嘲(じちょう)すら実は一の虚栄だ。
2023年06月24日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 上 手 に 出 る 」( う わ て に で る )相手に対し優越的な態度をとり、威圧する。「手ごわい相手だと聞いたので、機先を制して初めから上手に出たら、思ったより交渉がうまくいった」
2023年06月24日
暗い罪の持主には暗い間が刑罰期なのだ。一たび秘密の幕が切って落された時は、彼は早や精神的に放免されている。鞭は下さるる前が苦痛なのだ、ハタと一つしばかれて皮膚から血の滲み出る時には清風すでに良心の上に薫(かお)っている。
2023年06月23日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 上 前 を は ね る 」( う わ ま え を は ね る )(「 上前 」は「上米( うわまい )」の変化したもの )人に取り次ぐべき代金の一部をごまかして自分のものにする。「仕事の斡旋をして、労賃の上前をはねる」「類句」ピンはねをする・頭をはねる
2023年06月23日
風鈴文楽短歌集夏至過ぎて昼寝もしたりとにかくも暑さしのぎぬ暮らしあるかや
2023年06月22日
他人の暗い心が余りに解り過ぎる。それは自分を通じて直感するからだ。賊を知るものは賊だ。魔を知るものは魔だ。
2023年06月22日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 蘊 蓄 を 傾 け る 」( うんちくをかたむける )(「 蘊 」も「 蓄 」も、蓄える意 )何かをする際に、日ごろたくわえた学問や技芸などの深い知識のすべてを注ぐ。「大和絵(やまとえ)について彼は蘊蓄を傾けて話した」
2023年06月22日
「 悪 」の自覚なくして無条件に悪かったと謝罪するのは一の詐欺だ。 而して人間界の和楽はこの詐欺より来ることが多い。
2023年06月21日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 雲 泥 の 差 」( う ん で い の さ )天と地ほどに大きな差があること。「豪邸だとは言えないが、今までの家に比べたら雲泥の差だ」
2023年06月21日
混雑した世の中に処するには時として「 必要な悪事 」が入用なことがある。悪事と知りつつ敢えてこれを犯さねばならぬことが寧ろ日常生活の大部分だ。
2023年06月20日
人 生 日 録 修 養
2023年06月20日
自然に他人の上を語らない人と、自ら制して他人の上を語らない人との二種がある。自然は何となく床しく、自制は何となく尊い。
2023年06月20日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 う ん と も す ん と も 」(「 すん 」は、了解・承諾などの意を表す「 うん 」に語呂を合わせて用いたもの )何かを問いかけたりしても、一言も言わない様子。「問い合わせの手紙を出したのに、うんともすんとも言ってこない」
2023年06月20日
汽車中で求めた茶の土瓶を新聞紙に包んで持ち帰る人、それは趣味としても、節約としても、物質尊重として床しいことだ。駅弁を買って最後の一粒まで美しく拾って食う人を見ると拝みたくなる。
2023年06月19日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 英 気 を 養 う 」( え い き を や し な う )いざいう時に十分な活動ができるように、休養を取って気力や体力を蓄える。「決勝戦に備えて、今日は一日練習を休み、英気を養っておこう」
2023年06月19日
尊敬する人と対座して自分の着衣装身の少しでも勝( すぐ )れているのに気付くと何とも知れぬ慚愧( ざんぎ )の感に襲われる。そして自ら生活内容を説明してみたいような焦燥に胸の焦々( いらいら )するのを覚える。案山子に錦を着せたような、沐猴( もくこう )にして冠( かん )せしめられるような自分の姿を凝視せずにはいられない。
2023年06月18日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 得 体 が 知 れ な い 」( え た い が し れ な い )それがどういうものか、正体が全く分からない様子。「 得体の知れない魚が釣れた 」
2023年06月18日
人は「 持てる 」時に腐( くさ )る。一生を通じて「 持てる 」時代が最も危険なのだ。持てる時に退一歩して静かに自己を培うものを「 先見の明 」と称する。
2023年06月17日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 得 た り や お う と 」( え た り や お う と )自分の思った通りうまくいって、しめたと思う様子。「相手が突っ込んで来たので、得たりやおうとはたき込んだ」「類句」得たり賢しと
2023年06月17日
公 園 に 来 て 過 ご す 女毎日公園に来て藤棚の下で一人で過ごす女歳は70歳ぐらいに見えるが・・・何もしないが30分くらいでいなくなるのだ私のことですかあ~天気の良い日は毎日公園でボ~と過ごしていますねぇ藤棚の下の長椅子に座り静かに過ごすのはとてもいい安らぎの時間になっていますねぇ~公園の裏の家に住んでいるのですが世間の風に吹かれることは身体にとってもいいですわ公園にいると落ち着き精神的にもストレスがなくまあ~ 私の短い息抜きの時間と言えますねぇ~公園には雀や蝶も蟻もいるし風にゆれる葉音もあるそして子供たちの遊ぶ元気な声もあるからねぇ公園の状態を知ることは自分を知ることなのよ言っとくけど公園で私を見かけなくなったら・・・私の身に何か起こったと思っていいからさあ~公園に来て過ごす女は笑いながらそう言った
2023年06月16日
人の最も危険なる年齢は青春時代にあらずして、漸(ようや)く成功の獄に投ぜられんとする壮年期にあるのだ。成功の名は人を無理想化する。
2023年06月16日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 悦 に 入 る 」( え つ に い る )物事がうまくいって、一人でにっこり満足している。「予想が適中したのか、一人悦に入っている」
2023年06月16日
負けて平気なる人は即ち勝った人だ。勝負を見ないものに勝負はない。
2023年06月15日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 笑 壺 に 入 る 」( え つ ぼ に い る )思い通りに事が運び、うれしくてたまらず、思わず笑いを浮かべる。「山田君はだれよりも早く就職先が決まり、一人笑壺に入っている」
2023年06月15日
「 け れ ど も 」と起き直るのは居直強盗だ。陳謝は無条件をもって初めて意味があるのだ。
2023年06月14日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 得 手 に 帆 を 揚 げ る 」( え て に ほ を あ げ る )自分の得意とすることが発揮できる場面になって、大いに調子に乗る。略して、「 得手に帆 」とも。「 得手に帆を揚げて、業界を躍進している 」
2023年06月14日
「 人 が 笑 う ぞ 」人の笑わない内に早く自分で気付きなさい。笑われたら直ぐ世間の噂が生まれる。噂となったら事実の半ば以上は暴露されたのだ。暴露のメスを加えられるのも痛快だが、未然に防ぐのは、より以上に賢明だ。
2023年06月13日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 絵 に か い た 餅 」( え に か い た も ち )( 絵にかいた餅は食べられないことから )計画だけで、実現できる見込みがないこと。また、手に入れたくても全くその可能性がないこと。「資金の裏付けが得られなければ、この計画も絵にかいた餅だ」
2023年06月13日
人間は倫理を造り、その造った倫理を乱すの罪に自ら呵責され、而して人間は殺されて行くものだ。毒の放射器、その名を人間と称する。自ら毒を分泌して自ら毒殺される動物だ。
2023年06月12日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 海 老 で 鯛 を 釣 る 」( え び で た い を つ る )(「 海老 」は「 飯 粒( いいぼ )の変化と言う )わずかな負担や労力で、大きな利益を得ること。略して「 海 老 鯛 」とも。「お返しにこんな立派なものをいただいては、海老で鯛を釣ったようで恐縮です」
2023年06月12日
「 誠 意 」というものを欲しがる人がある。いわゆる誠意は求むるものには興えられない。むしろ「 誠 意 」を忘れて自己を空しうするものに恵まれる。
2023年06月11日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 得 も 言 わ れ ぬ 」( え も い わ れ ぬ )並みの程度を越えていて、何とも言いようがない様子。特に、非常に美しかったり、優れていたりする様子に言う。「 日本三景の一つと言われる天の橋立の雪景色は得も言われぬ美しさだ」
2023年06月11日
人の陰口くらいを気にしていては、とても現代に処せられない。とはいうものの陰で賞( ほ )められた時には嬉しくてたまらない。他人の上の利害などを考慮していたらとても現代に生活して行けない。とはいうものの人知れず恵まれた時には飛上がるように嬉しい。畢竟、人間は自分を外( ほか )にしては善悪毀誉のないものだ。
2023年06月10日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 衣 文 を 繕 う 」( え も ん を つ く ろ う )襟元をかき合わせなどして、衣服の乱れを直す。「衣文を繕って来客の前に現れる」
2023年06月10日
心に尊敬する人から、我が乱雑に脱ぎ捨てた下駄などを揃えられた時、たちまち全身に電気を感ずる。そして再びその上に身を乗せることが大きな罪でも犯すかのように恐怖せしめられる。げに人の謙譲( けんじょう )ほど清らかな崇高な美徳はないであろう。
2023年06月09日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 鰓 が 張 る 」( え ら が は る )両あごの下の部分が左右に張る意で、特に中年を過ぎた男性の、いかにも自信と誇りに満ちているといった印象を与える顔つきを言う。「あの人も部長になって、だいぶ鰓が張ってきた感じだね」
2023年06月09日
「 汝の現生活はそのままでよいか 」と問われたら誰か言下に「 然 り」と即答し得るか。トルストイの書を読んで、「 そのままでよいか 」の大痛棒を素直に受け得るもの幾人ありや。
2023年06月08日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる心ワクワク・日々を豊かに・・・毎日ルンルンスキップしょう\(^o^)/「 選 ぶ 所 が な い 」( えらぶところがない )何かと比べてみて、その実質や内容の程度にほとんど違いがない様子。「当人は国士気取りでいるようだが、やっていることはその辺の暴力団と選ぶ所がない」
2023年06月08日
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