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すでにご存知の方も多いと思いますが、 先月の28日に、 「編集会議」 の2011年春号が発売されました。 残念ながら、地元の書店さんには置いてなかったので (そんなこともあって、発売されていたことに気がつかなかったのですが)、 早速、楽天ブックスで注文した次第です。 いまはBlogやTwitterなどを使って個人が手軽に情報発信をすることができるようになったので(私も含めて) 現役の編集者の方々も参加するようになりました。そういうこともあって、比較的新しい情報や、まさにリアルタイムの情報を得るには、こうしたメディアはとても優れているように思います。 その一方で、書籍や雑誌は、あるテーマや切り口で情報が編集され、手元に置いていつでも読めるように実体のあるカタチに情報がパッケージ化されているという点で、BlogやTwitterとは一味違った良さがあります。 そんなこともあって、「編集会議」 は編集者を目指している人や現役の編集者を対象とした情報をパッケージ化しているとても貴重な存在とも言えるので、これからも頑張って刊行を続けてほしいと個人的には思っています。
2011.04.11
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すでにご存知の方も多いと思いますが、昨年に休刊した 「編集会議」 が 「広報会議」 の別冊という形のようですが、特別号として 復刊 するようです。 仕事柄、「編集会議」 は休刊になる直前までずっと定期購読していたことや、このブログを記事の中で取り上げて頂いたということもあって、個人的には大変お世話になった雑誌です。 休刊になってしまったことをとても残念に思っていたので、特別号とはいえ、この復刊はとても嬉しいです。 4月16日に発売らしいので、私もぜひ読んでみたいと思います。 「編集会議」 の愛読者の一人としては、これをきっかけに定期的に出版されることを期待しています。
2010.03.27
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今日は、仕事帰りに書店で Real Design を購入しました。 今回は 「仕事はオフィスで変わる。」 をテーマに、 クリエイターたちのデザインオフィスを始め、 様々な企業のオフィスが写真と共に紹介されています。 以前に、 編集者の机上空間 という記事を書いたことがありましたが、編集者のデスクと比べると (私の周りの編集者のデスクということになるのですが) 、 クリエイターたちのデスクの上が実にシンプルであることに驚かされます。 クリエイターたちにとっては、周囲に余分なモノをなるべく置かないようにすることが、新しいモノを創造するためには必要なのかもしれません。 編集者もクリエイターだと思っている私としては、資料や読みかけの原稿、校正途中のゲラでいっぱいになっている自分のデスクと比べて、ちょっと反省しました。 オフィス環境を変えるというのは個人レベルですぐに実行に移せることではないにしても、自分のデスク周りを変えるということなら明日からでもできること。 デスクの上が今にも崩壊しそうなゲラの山で大変なことになっているという編集者の皆さん、ちょっと整理整頓などしてみませんか。
2007.01.17
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今回の出張では主に新幹線を利用したのですが、名古屋から東京までの帰りの新幹線の中では、待ち時間の間にぶらっと立ち寄った書店で買った、 「シアトルの伝説のカフェ」 というタイトルの本を読んで過ごしました。 東京までのおよそ2時間の車中で一気に読み終えることができた本書は、20年以上にも亘って常に行列の絶えない、 シアトルにある一軒の小さな “伝説のカフェ” を舞台にした、 ビジネスと人生の指南書。 とても興味深く読むことができる、皆さんにもお薦めしたい一冊です。 この本は、2004年3月に 「ビーンズ!」 というタイトルで刊行された単行本を改題 ・文庫化したものです。 私自身も改訂改題 (本文に加筆や修正を行って、さらに書名 (装丁も) を変えること) の経験がありますが、改題までするかどうかはいろいろと悩むところです。 本の場合には、読者の方が同じものを複数回買うということは一般に起こりにくいのですが、その本が日進月歩の内容を扱ったものであったり、常に最新の内容が求められるような場合には(科学や法律分野の本、資格取得のための本やソフトの解説本などがわかりやすい例だと思いますが) 以前の本がある程度売れているという条件のもとで改訂 (改題) 作業を行い、時代の変化に対応した内容の書を読者 (この場合の読者には、以前に買って頂いた読者も含む) に提供するということを行います。 またもう一つは、 タイトルや本の装丁 ・判型を変えることで、 より多くの読者 (前の本とはまた違った読者層まで) を取り込もうという狙いを持って改訂や改題を行うこともあります。 皆さんは、 上の2冊の本を見比べてみて、どのような印象を持つでしょうか? これはあくまでも私自身の受け取り方ですが、以前の本がビジネス書としての香りが強く出ているのに対して、今回発売された書は文庫化して手軽に読んでもらえる形にしたと同時に、装丁やタイトルでカフェを舞台にした話であること、しかもそこが “伝説の” カフェであることを前に出したことでビジネスに興味のある人だけでなく、私のようにカフェという空間そのものが好きな人にも、「伝説のカフェって、どんなカフェなんだろう」 といった興味を抱かせるものにもなっていると思います。 ブログも含めて、この本の内容を紹介したページはいろいろとあるようなので、ここではちょっと違った視点から紹介してみました。 これからカフェを開きたいと思っている人は、最近よく目にするようになった “カフェをオープンするための本” と一緒に読んでみるのもよいかもしれませんね。I ’m here now .
2006.12.17
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毎年この時期になると、 「来年の手帳はどうしよう」 ということで頭を悩ませることになるのですが、昨年からはシステム手帳を使い始めたということもあって、今年は中のリフィル選びに悩むことになりそうです。 システム手帳も長く使いこなすようになると、自分のスタイルに合ったリフィルがわかってくると思うのですが、システム手帳1年生の私には、しばらく試行錯誤が続きそうな感じがします。何かの雑誌で読んだことがあるのですが、ベテランの域に達した人の中には、パソコンを使ってオリジナルのリフィルを作るという方もいるそうです (穴を開けるための道具も売っていますので)。 書店でも “手帳” に関連した本が目立つようになりましたし、手帳選びの特集を組んだ雑誌も何誌か発売されているようですね。 私が創刊号から買っている Real Design でも、手帳選びを始めた方々に向けてこんな特集を組んでいます。 この雑誌は私の愛読誌の一つでもあるのですが、値段 (880円) の割りに読むところも多くて、毎回、特集を楽しみにしています。 この雑誌のファンという方もきっと多いと思います。 Real Design でペンが取り上げられているのを見て、今年は自分のシステム手帳に合ったペンも探してみようかと思い始めたのですが、 こだわり始めると切がないので、 さて どうなることやら。I ’m here now .
2006.11.27
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今週は、週明けの月曜日から校正三昧の日々を過ごしています。 月曜日の午前中に4冊分のゲラが同時に印刷所から出てきて大変なことに。 印刷所の営業の人に 「急いでゲラを出してね」 と催促した手前、弱音を吐くわけにはいかないのですが、いくらなんでも4冊同時はあんまりです。 いま思うと、ゲラを持ってきた営業の人は、 「これでどうだ!」 と言わんばかりに勝ち誇ったような顔をしていたような ・・・。 そんなこんなで、まだ週の半分だというのに疲労が溜まってきているのですが、そんな疲れを一時だけでも忘れさせてくれる一冊がありますのでご紹介したいと思います。 それは、原田宗典さんの 「見たことも聞いたこともない」 という本です。 私は帰りの電車の中で読んでいるのですが (明日で読み終える予定) 、 その面白さに思わず顔がニヤニヤしてしまい、これはまずいと思って、途中で本を閉じてしまうことも何度か。 一番最初の 「クール床屋」 も面白いですが、 「ガッツポーズ同好会」 は笑えます。 もちろん、笑えるかどうかは人それぞれだと思うのですが、 「私はすぐに笑っちゃう方です」 と、笑うことに自信のある方は、きっと楽しめる一冊だと思います。 ぜひ、お試し下さい。I ’m here now .
2006.10.04
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先週から進めていた原稿を読む作業も何とか予定通りに終えることができて、ホッと一息。 と言いつつも、今日の夕方には心待ちにしていた著者からの分厚い原稿が届いたこともあって、明日からは、その原稿を読むために頭を切り替えていかなくては。 今日は帰りがけに立ち寄った書店で、この雑誌を購入しました。 「新定番&便利サイト1000」 と大きく書かれた表紙に目が行ったということもありますが、個人でサイトをこれほどうまく整理するのはとてもできるものではないということもあって、保存版としても使えそうな気がします。 多くの人たちにとって役立つサイト、定番となっているサイトというのは、他のサイトとどのように違うのかという視点で見るととても面白いですし、また勉強にもなりますね。 今回取り上げられているサイトのすべてを見ることはできないにしても、いろいろと得るものがありそうです。I ’m here now .
2006.09.05
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今日は地元の書店で雑誌 Pen を購入しました。 今回は 「広告のデザイン」 特集の第2回目ということで、時代を拓くクリエイターと代表的な作品の数々が紹介されています。 私が普段作っている書籍の広告とは違って、色鮮やかで印象に残るデザイン、そしてインパクトのあるキャッチコピーは見ていてとても面白いです。 なかでも、 としまえんのプールの広告 「プール 冷えてます」 や、 日清食品の 「hungry ?」 の広告を手掛けた、 アートディレクターの大貫卓也さんの広告は特に印象に残りました。 書籍の広告では、 本のカバーデザインを載せたり、 文字だけといった場合が多いので、限られたスペースでどれだけ印象づけられるかということに、いつも苦労しています。 特に自分独りで考えていると毎回似たようなパターンのものになってしまったり、思わぬ記載漏れや誤植が起こったりするので、なるべく多くの人に目を通してもらって意見を頂くことが大切ですね。 広告のデザインとは全く話が変ってしまうのですが、私の家の近くに、分譲地として売りに出されてから かれこれ1年近くになる土地があります。 値段のこともあるのでしょうが、駅から遠いことや土地の形が少し歪なことも、なかなか買い手が見つからない要因なのかもしれません。 そのこと自体は私にとって特に関心事ではないのですが、その分譲地に立てられた広告 (旗) に書かれている文章を見る度に、 私はいつもクスッと笑ってしまいます。 それはなぜかというと、 その旗には 「好評分譲中」 と書かれているからです。 売りに出されて1年近くも買い手が見つからないのに “好評” というのはどうなのかなぁ~ と。 売ろうとしている側の、少しでもこの土地をアピールしたいという気持ちはよくわかります。 でも、 “売りたいものにダイレクトに広告を付ける” という宣伝の場合は、 その広告が正しいことを言っているのかどうかが一目でわかってしまうので、この旗の文面は変えた方がいいような ・・・。 でも私にとっては、通勤途中で毎日目にする笑える広告なので、買い手が見つかるその日まで、このままであってほしいような気もします。I ’m here now .
2006.08.05
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今日も仕事帰りに地元の書店をぶらり。 いつものように雑誌のコーナーをチェックしていると、多くの雑誌の中で一際目立つオレンジ色の デザインノート が目に留まりました。 今回の特集は 「ブックデザインの世界」 ということで、 編集者にとっても興味深いテーマとなっています。 家に帰ってからゆっくり読もうと思い、中を少しだけパラパラと捲って直ぐさまレジへと直行。 支払いをしようと店員さんに本書を手渡して、と ここまではよかったのですが、肝心の財布が見当たらず、レジで大恥をかいてしまいました。 どうやら会社のデスクの上に置いてきてしまったらしいのですが、財布をもっていなくても何の問題もなく帰宅できてしまうというのが通勤定期のすごさでしょうか。 実は、以前にも同じような経験があって、その時は、コンビニであれやこれやとカゴに詰め込んで、それをレジに出したところで財布がないことに気がついて・・・。 ということで、店頭に1冊しかなかった本書の取り置きを店員の方にお願いして、一旦帰宅してから改めて買いに行ってきました。 最近は以前に比べてブックデザインが特集に組まれることが増えてきているようで、個人的にはとても嬉しく思っています。I ’m here now .
2006.07.27
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一見華やかなイメージのある編集者という職業ですが、 実際は一つ一つのことを根気強く地道にコツコツとこなしていかなくてはならないという面では、編集者も職人と言えると思います。 それと同時に、どんな本を作り、それをどのように売っていくかという全体を考えながら、その目的に向かって多くの人たちを上手に動かして進行管理をしていかなくてはならないという面で、編集者はプロデューサーとしての役割も担っているのではないでしょうか。 私は個人的にも “職人” という言葉に魅かれるところがあって、和菓子や伝統工芸を始め、いろいろな分野で活躍されている職人さんたちの仕事ぶりが紹介された本を読むのが好きです。 そんなこともあって、今週発売された雑誌 pen は、その特集のタイトルに魅かれて早速購入してしまいました。 すでに購入して読んだという方も多いと思いますが、私は特集ページの中扉に書かれている、 “優れた職人に必要な資質とはなにか。” で始まる数行の文章を読んで、まさにその通りだと思いました。 そして、ここには様々な職人さんが登場しているのですが、編集者として特に関心をもったのは、やはり、装丁職人の方の紹介記事でしょうか。 独学で習得したというその見事な技で装いを行い、本の価値を より一層引き立てる、装丁職人。 そこには重厚な趣の作品がいくつか並べられているのですが、本というのは内容はもちろんのこと、装丁が醸し出す雰囲気というものが如何に大切かということを改めて感じました。I ’m here now .
2006.07.19
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本好きな人の中には、 “買ったばかりの本や雑誌を片手に、お気に入りのカフェでのんびりする” というのが趣味の一つ、という方も多いのではないでしょうか。 私も、その一人です。 なかには、人通りの少ない路地裏をちょっと入った隠れ家的なカフェが行きつけのお店という人もいるかもしれませんが、きっと多くの人にとっては、そのカフェは、駅の近くや人通りの多い街中にあるのではないかと思います。 私は、 “カフェ” という言葉の響きにも魅かれてしまい、その言葉が本や雑誌のタイトル・表紙に使われているだけで、ついつい手にとってしまう癖があります。今日は、そんな私を魅了する特集を組んだ一冊の雑誌を見つけて、早速購入してしまいました。 人の行き来が多いところではなく、あえて、田舎にカフェをつくるというのはどういうことなんだろうととても興味深く、この雑誌を読みました。読み終えてみて、ここに出てくる人たちが、とても羨ましく思えました。 それは、オーナーの人たちが自分たちのペースを大切にしながら暮らしているということもあるのですが、それと同時に、たとえどんな場所であろうと、派手さはなくてもコツコツといい仕事をして、人との出会いを大切にしている人のところには、自然と人が集まってくるようになるんだなぁと、ここに出てくる人たちが輝いて見えたからかもしれません。 この雑誌で取り上げられている 「田舎のカフェ」 とは違うのですが、旅行で飛騨高山を訪れると必ずといっていいほど私が足を運ぶお店が、古い町並みの残る上三之町の一角にあります。そのお店の名前は 喫茶去 かつて です。 どこか懐かしい感じをさせてくれる、とても温かい雰囲気のお店なのですが、私はいつも、玄関を入って左手の奥に並ぶ、木製のカウンター席に座ります (HPに写真が出ています) 。 美味しいコーヒーを片手に、古い町並みを歩く人たちの姿を格子戸越しに眺めるのもいいものです。 飛騨高山を訪れる機会がありましたら、ぜひ足を運んでみて下さい。
2006.06.11
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今日は、 「編集会議 7月号」 の発売日。 帰宅途中に地元の書店に立ち寄り、いざ購入と思ったのですが、いつもの棚には並んでいない模様。 仕方ないかとあきらめて、次にデザイン関係の雑誌の棚に行ったところで、 本日 買いの一冊を見つけました。 この雑誌もお気に入りの一つなのですが、今回の特集はアート・ディレクターの佐藤可士和さんということで、 佐藤ファンを始め、 デザインに興味をもっている人たちには、とっても嬉しい一冊といえそうです。 佐藤さんのデザインしたもので、私にとって一番身近なものといえば、それは何といっても、毎日見ている 楽天 のロゴデザインです。 でも、この雑誌を読んでみて 「あれもそうだったのか」 と、佐藤さんの手掛けたデザインが普段の生活のごく身近な所に浸透していることがわかって、驚きました。 それだけ、活躍されているということですね。 実は以前に、NHKの 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 という番組に佐藤さんが出演されたことがありました。 「ヒットデザインはこうして生まれる」 というテーマのもと、普段の忙しい仕事ぶりを始め、新人時代の苦労話なども語られ、それをとても興味深く見たことを覚えています。 (番組のHPへの直リンクが許可されておりませんので、興味のある方は、ぜひHPをご覧下さい。) 今日は木曜日ということで、 R25 も書店の店先でゲット。 読みたいものがたくさんあって、嬉しい帰宅となりました。 ちなみに、 「編集会議 7月号」 は、なぜか金融関係の雑誌の所に隠れるようにひっそりと置かれているのを見つけて、無事にゲット (こちらは購入) することができました。
2006.06.01
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今週は、執筆をお願いしていた数人の著者の方々から待ち兼ねていた原稿を頂くことができたということもあって、忙しくも充実した1週間となりました。 著者に執筆を依頼してから原稿を頂くまでの間、編集者は こまめに (それでいて、十分に気を使いながら) 原稿の催促をしていくことが大切で、 (これはちょっと言い過ぎかもしれませんが) 催促を怠れば原稿は頂けない (執筆は進んでいない) ものと私自身は思っています。 それに、編集者が日頃から怠慢であっては、執筆が遅れているからといって著者を責めることはできないと思うのです。 なんだか硬い話になってしまいましたが、今日は、私好みの素敵な月刊誌が創刊されたのでここにご紹介したいと思います。 先日、帰宅途中にぶらっと立ち寄った書店で偶然に見つけて購入したのが、この雑誌です。 詳しい内容は こちら で紹介されていますので省きますが、デザインが好きであったり、モノに対して自分なりにこだわりをもっているような人たちがとても楽しめるような構成となっています。 私などは、パラパラと中を捲ってただ眺めているだけで、紹介されている商品があたかも自分のモノになったような気分になってきて、とっても安上がりに満足感を得て楽しんでいます。 ちなみに、私が 「今すぐ欲しい仕事道具」 は、活字の大きさを測るための道具である 「級数表」です。 これは編集者の必需品なのですが、入社してからずっとそれを使ってきたということもあって全体が擦り切れて四角い枠がほとんど消えかかり、文字の大きさを測るのに毎回苦労しています。 前々から新しいものを買おうと思っていたのですが、ずっとそのままになってしまっていて。 皆さんには 「今すぐ欲しい仕事道具」 はありますか? 私の場合はあまりにリアルな話で夢がないのですが、 本当に “今すぐにでも欲しい” ものですから。
2006.05.27
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今日は、買い忘れていた雑誌 「Pen」 を帰宅途中に地元の書店で購入しました。 Penを定期購読しているという愛読者の方も多いと思いますが、 私自身は毎回必ず購入しているというわけではなくて、テーマに魅かれた号は買う、といった感じです。 今回のテーマは 「雑誌のデザイン」 ということで、書籍の編集を仕事としている私にも、とても興味のある一冊となっています。 大胆な色使いやフォントの選定、奇抜なデザインなど、 日頃は比較的おとなしいデザインの本作りをしている私には、どれもが新鮮に映りました。 単純に比較するのは無理があるかもしれませんが、雑誌と比べると、本のカバーデザインはおとなしいなぁ ~ と改めて感じてしまいました。 これに刺激されて、 いま進めている本のカバーは思い切って大胆にしてみようか、なんて思った次第です。
2006.04.12
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今月の25日に幻冬舎から発売された、大内明日香 編著 「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」 の中の、編集者 (出版社 ・書籍) のカテゴリーのところで EDITOR NAVI が紹介されました (関係者の方々、ありがとうございました)。 掲載されているブログの写真は少し前のデザインのものになっていましたが、こうして取り上げて頂けるのは嬉しいです。 スキャンした表紙がぼやけてちょっと読みにくいかもしれないのですが、 “データとブログでシゴトがわかる!” とあるように、 それぞれの職業に関連したブログが多数取り上げられていて、 この楽天のブログからも多くの方々が紹介されています。 記念にと思って、地元の書店で1冊購入しておきました。 それにしても、実にさまざまな職業があるものですね。
2006.03.30
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ここで以前に 「私の好きなプロダクトデザイナー 」 というタイトルでご紹介したこともある深澤直人さんが、単著としては初めての本を出版したということで、今日はその本を買ってきました。 プロダクトデザイナーとして大活躍の深澤直人さんは、今年の 「Good Design Award 2005」 でも複数の作品でグッドデザイン賞を受賞されました。 特に、金賞を受賞した 「加湿器」 は、すでに実物をご覧になった方もいるかと思いますが、そうでない方でも、おそらく雑誌などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 従来の加湿器からは想像もできない、あまりに斬新なその姿には、本当に驚くばかりです。 私はデザインを本格的にきちんと学んだことがないので、ただその作品に素直に感動するというレベルでしかないのですが、ますます深澤さんの世界に魅かれてしまったという感じです。 ということもあって、今月に発売になったこの本は、その発売予定の広告を目にしてからというもの、発売日を心待ちにしていました。 まだ読み始めて間もないので感想を述べるまでにはいかないのですが、アイディア (頭の中にあるもの) を 「モノという形で表現する」 ことのプロである深澤さんが 「文章という形で表現する」 ことに取り組んだこの本は、私にとっては大変興味深い一冊です。 明日からの通勤電車の中では、しばらくこの本に没頭したいと思っています。
2005.12.18
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久しぶりに、とっても愉快な本に出会いました。 そのタイトルは、 「ないもの、あります」 。 この本を最初に書店で見つけたときは、 いったい何の本? と思ったのですが、 中を開いて斜め読みをしてみてナットク。 一目、これは愉快な本だと思って、早速購入しました。 いったいどんな内容の本かというと、序文 (この本では、店主よりご挨拶) の冒頭に書かれているように、 「よく耳にはするけれど、一度としてその現物をみたことがない。」 そういうモノを、あたかも商品のごとくに紹介しているのです。 例えば、 「左うちわ」 。 日常では、 「これでもうゆったりとした生活ができるじゃないの」 というような意味で 「もう、左うちわだね」 なんて言葉を使いますが、この 「左うちわ」 を商品として紹介しているというわけです。 他にどんなモノを紹介しているかは、目次をご覧頂ければわかります。 この本の愉快なところは、 この一つ一つのモノをオモシロ可笑しく、それでいて真面目に紹介しているところであって、 “架空商品のカタログ” のようなスタイルになっていることだと思います。 皆さんも、居酒屋などに行った際に、まずは 「とりあえずビールで」 なんて感じに店員さんに注文を出すことがあるかと思います。 この本の最後の方に、 「とりあえずビール」 の写真が載っているのですが、ビンに貼られているシールが結構笑えます。 私は以前に居酒屋で、別に店員さんを怒らせるつもりはなくて、単にお腹が空いていたからなのですが、 「お飲み物は何に致しますか」 の問いかけに、 「とりあえず、焼きうどんで」 と注文したことがあって、そのときは、しばらくの間、店員さんが次の注文を取りにきてくれなかったということがありました。 もう時効だとは思うのですが、あの店員さん、まだ怒ってるかなぁ ~ 。 なんだか話がそれてしまいましたが、この本は創造力を豊かにしてくれそうな気がします。 興味を持たれた方は、 ぜひ書店で 「現物」 をご覧下さい。
2005.11.29
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今日は、一日のんびりと過ごすことができました。 午後からは、 家から比較的近いところにある三省堂書店に行ってきたのですが、たまたま覗いた就職関連書籍の棚で、自分の学生時代の就職活動を思い出す一冊を見つけ、 「そういえば、こういう本をよく読んだなぁ ~ 」 という懐かしさもあって、その本をつい購入してしまいました。 自分も大学3年生になった頃に、この種の業界研究本なるものを何冊か読んだ記憶があります。 その当時は、これは至極当り前のことですが、出版業界というものがどういうものなのかは皆目見当がつかず、本を読んでは、いろいろと勝手な想像をしていました。 いま思うと、当時の私は、編集者になることへの憧れはあるけれど、編集者っていったいどんな仕事をするんだろう、出版社ってどんな感じなんだろう、それに、そもそも出版社に採用されるかどうかもわからないし・・・、なんてことを独りで悶々と考えたりしていました。 このままではいけないなぁ ~ なんてことを考えていたこともあって、いろいろと悩んだ末に、自分の場合は大学に通いながら編集の学校の夜間部に通う道を選びました。 「編集者入門ミニ講座」 の初回の頃にも記したのですが、そこで、出版社に勤める多くの現役の方々から生の声を聞くことができたことが、当時の私にとって最高の教科書になったと思っています。 十数年ぶりに手にして読んだ業界本ですが、正直言うと、結構勉強になりました。 お恥ずかしいことですが、意外と業界内のことで知らぬこともあったりして・・・。 だからと言って、他の現役の編集者の方々にもお勧めしますということではないのですが、少なくとも、これから出版業界を目指す方々は、一度は読んでおくべき本といえるのかもしれません。
2005.11.23
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漫画好きな方には、いまごろ? なんて言われてしまいそうなのですが、最近まで、某ローカル局で放送されていたアニメ 「バジリスク」 に魅かれて、昨日、書店で全五巻をまとめ買いしてしまいました。 ここで改めて紹介するまでもなく、すでにご存知の方も多いと思いますが、原作は、山田風太郎氏の小説 「甲賀忍法帖」 。 それを漫画化 (アニメ化) したものが 「バジリスク」 なのですが、互いの忍法を繰り出す伊賀と甲賀の戦いは面白くて、年甲斐もなくハマってしまいました。 毎回、この放送を見ていたのですが、番組が深夜遅くということもあって、伊賀と甲賀の戦いを見ながらも、自分自身は毎回、睡魔と戦っていたというような感じでして・・・。 なお、最近これは映画にもなっていて、そちらのタイトルは 「SHINOBI」 です。 今週は、寝る前の一冊として、 「バジリスク」 を枕の友にしたいと思います。
2005.11.14
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書店の雑誌のコーナーでは、女性誌も含めて、ほとんどすべてのジャンルに目を配る私なのですが、今日はインテリア関係の雑誌が置かれている棚で素敵な雑誌を見つけて、早速購入しました。 「LIVINGdesign」 は隔月で刊行されている雑誌ですが、インテリアに興味のある方ならば、一度は手にしたことがあるかと思います。 今回は、 “ デザイナーの 「本」 棚 ” がテーマということで、編集者としてだけではなく、個人的にも大いに興味があるところです。 これは私の勝手な想像なのですが、デザイナーやクリエイターと呼ばれる人たちが新しいモノを生み出すためには、頭の中を一旦リセットすることが必要というか、余分な情報が目に飛び込んで来る環境から離れることが大切なのではないかと思います。 そういう意味で、本や雑誌などもあまり身の周りに置いていないのでは、なんてことを想像していたのですが、この特集を読む限りでは、意外と皆さん (今回はデザイナーの方々ですが) お持ちのようで、私が思っていたのとはちょっと違っていたようです。 でも、今回紹介されている方々の中で、 「nendo」 の代表であり、作品 「引出しの家」 (nendoのHPでご覧になれます) でも有名なクリエイターの佐藤オオキさんのオフィスは、私がまさに想像していたような感じで、実にシンプルというか、余分なモノが置かれていないというか・・・。 私の好きなタイプです、なんて書くと変な誤解もされそうですが、クリエイターのオフィスという感じがして、個人的には好きです。 と言いますか、自分の身の周りが雑然としているので、そのシンプルさに魅かれるものがあるのかもしれません。
2005.11.08
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今日は、雑誌 「BRUTUS」 の最新号を購入しました。 「旅に持っていく本! 全263冊。」 というテーマで、各界の著名人が、旅に行くときに持っていきたい本、旅先で読みたい本を紹介しています。 私はといえば、旅行に行くに当って、自宅から本を携えていくことはほとんどありません。 ここでいう “本” とは種類が違ってしまいますが、持っていくのは旅のガイドブックのみです。 というのは、私の場合は旅先で本屋さんを訪ね歩いて本を買う、というのが趣味の一つで、 “一軒入ると一冊” なんて感じに、旅先で本が次々と増えてしまうからなんです。 たぶん同じような趣味を持っている人がいると思うのですが、旅先での本屋さん巡りは本当に楽しいです。 だいたいが初めて訪れる本屋さんですから、入る前からワクワクします。 特に、それが小さな本屋さんであればあるほど。 そして一歩入ると、お店の中をぐるっと見渡すなり、並んでいる本を端から端まで眺めて、宝探しの始まり。 いろいろ見た挙句に結局気に入った本がなかったときには、その地にちなんだ本を買うことが多いのですが、意外に、買いそびれていた本を見つけることもあったりして、それがまた楽しいんですよね (巻いてくれるブックカバーも楽しみの一つです) 。 ということで、 “旅先で買った本を旅先で読む” というのが私流です。 ウィーンに行ったときは、ドイツ語は読めないので英語版の写真集を買って、それを眺めていたような・・・。 私の場合は帰りに荷物が増えてしまうという悩みはあるのですが、それもまた旅の友なのかもしれません。
2005.10.18
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読書が好きな方に役立つ情報誌 「ダ ・ヴィンチ」 。 今回の巻頭特集は、 「それでも、出版社で働きますか?」 ということで、出版業界を目指す人たちにとっては関心のあるテーマではないかと思います。 今日、私も仕事帰りに地元の書店で購入しました。 特に興味を魅かれて読んだのは 「編集者匿名座談会」 。 どこの編集者の方々も皆さん苦労をなさっているようで、 「みんながんばって働いているなぁ ~ 」 というのが正直な感想です。 これから出版業界を目指そうと思っている人たちが今回の特集を読んでどんな感想を持ったのか興味のあるところです。 出版業界の実情について知りたいと思っている人は多いでしょうから、時々でも、この種のテーマについての特集が組まれることを期待したいですね。
2005.10.12
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毎回購入しているというわけではないのですが、私の好きな雑誌の一つである デザインの現場 。 帰宅してからネットでデザイン関係のサイトをチェックしていると、今月号のテーマは ブックデザイン と知り、これは買いかなぁ ~ と思っています。 今年は例年以上に刊行すべき本を多く抱えているということもあって、デザインについてもいろいろと悩むところで、このテーマは嬉しいタイミングです。 目次を見る限りは、なかなか面白そうな感じもします。 自分自身の勉強も兼ねて、 デザイン関係の本や雑誌はなるべく読むようにはしているのですが、 まだまだこの分野の書は少ないように思うので、今後の刊行にも期待したいところです。
2005.09.27
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連休明けの午前中から、年内に刊行しなくてはならない本の校正刷りが次々と印刷所から出てきて、顔を攣つらせながら嬉しい悲鳴を上げています。 今日も本当に忙しい1日でした。 この3連休もいろいろとやるべきことが多くて、書店でゆっくりと宝探しをする時間がとれなかったので、今日は仕事帰りに地元の書店でちょっと長居をしてしまったのですが、新刊のコーナーでこんな本を見つけました。 各界の著名人がそれぞれおススメの東京みやげを写真付きで紹介しながら、手みやげに対する思いも語っています。 紹介されている多くの東京みやげは、おそらく皆さんがよくご存知のものばかりだと思いますが、恥ずかしながら、私には 「こんなおみやげがあったの?」 と思うものも結構ありました。 私は個人的には 船橋屋 の 「くず餅」 が好きで (これは他人がどうこうよりも、単に自分の好物ということなのですが) 、添加物等を一切含んでいないということもあって消費期限が2日間という条件はあるのですが、東京みやげの第一候補に挙げたいです。 ということもあって、たまたま船橋屋のホームページを見ていたら、この本の中でエッセイストの酒井順子さんが船橋屋の 「あんみつ豆」 を候補に挙げていたようで、このことが紹介されています (あんみつ豆もおススメですよ) 。 「東京みやげ」 といって、皆さんなら何を挙げるのか興味があるところなのですが、おみやげ選びは相手のことを思って買うのが礼儀だとすると、私の選び方はちょっと自己満足に走っているところがあるのかも。
2005.09.20
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クリエイター・エージェンシーとしての事業を展開している クリーク・アンド・リバー社 が運営する CREATIVE VILLAGE というサイトがあります。 ここで紹介されている Director's MAGAZINE を皆さんはご存知でしょうか。 「Director's MAGAZINE」 はクリエイターのための月刊誌で、テレビ局や制作プロダクション、出版社や広告代理店などで働く人たちを主な対象とした新しい業界専門誌とのこと。 正直言うと、私はまだこの雑誌を直接手にして読んだことがないので (取り扱い書店の数がまだ少ないようなので目にしなかったのかもしれませんが) 詳しいご紹介はできないのですが、最新号を始め、バックナンバーの見出しなどを見る限りは、私好みの雑誌のような感じがします。 編集者や出版業界で働く人、この業界を目指している人たちに向けたものとしては、 編集会議 という月刊誌があります。 でも個人的には、クリエイター向けの雑誌をもっといろいろと刊行して欲しいなぁ ~ 思っていたので、このような雑誌があることを知って嬉しく思っています。 バックナンバーは1冊単位で購入することができそうなので、まずは試しに面白そうなテーマのものをゲットしてみようかな。
2005.09.03
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コピーライターの糸井重里さんが運営しているサイト 「ほぼ日刊イトイ新聞」 といえば、皆さんも少なくとも1度はこのサイトにアクセスをしたことがあるかと思います。 そのタイトルを “ ほぼ ” としながらも1998年6月6日に創刊以来、1日も休まず更新中、1日のアクセス数は100万件を超えるという、ものすごいパワーをもったサイトです。 日曜日に地元の書店で、このサイトの誕生と成長のドラマを糸井さん自らが著した文庫本 (2001年4月に刊行された単行本に加筆して文庫化したもの) を偶然に見つけ、昨日と今日で一気に読み終えました。 この本では、糸井さんは一貫して自らのサイトを 「ほぼ日」 と呼んでいるのですが、 「ほぼ日」 を始めた理由、わずかなスタッフとともにまさに手探りの状態で試行錯誤をしながらサイトを立ち上げるまでのドタバタ話、そして、サイトが立ち上がってから現在に至るまでの成長のドラマが大変興味深く書かれています。 何にでも言えることだと思いますが、毎日休まずにコツコツと続けていくというのは本当に大変なことで、私から見れば、これだけでも尊敬に値します。 また、この 「ほぼ日」 のすごいところは、サイトの中にいくつものミニコーナーを作って、そこでの内容を書籍化し、ベストセラーになるものまで誕生させていることです。 本書を読むと、このサイトがいかに多くの人に支えられて現在に至っているかがよくわかります。 「ほぼ日について知りたい!」 、 「人気サイトが生まれるまでのドラマを読んでみたい!」 という方におススメの1冊です。
2005.08.30
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月 ・火の夏休みも終わって、今日から仕事を再開。 やるべき事は山のようにあるのですが、休みボケのせいか、なかなかエンジンがかからないまま、あっという間に夕方に。 今日は遅くまで仕事をする気分にもなれず、そそくさと退社して書店をブラブラとしてきました。 私は普段コミックをほとんど読まないので、書店でもあまりそのコーナーには行かないのですが、今日は何か目に見えない力に引き寄せられるようにして、コミックの棚の前に向かいました。そこでしばらくの間、所狭しと並べられたコミック本を眺めていたのですが、ふと、そのタイトルに魅かれて1冊のコミックを手にしました。 そのタイトルは、 「働きマン」 。 「働きマンか ~ 今日の自分には似合わないタイトルだなぁ ~ 」 などと思いながらも、最初の方のページをパラパラと捲ってしばし立ち読み。 編集者 松方弘子を主人公とした、週刊誌の編集部が舞台のようで面白そう。 「この本が、怠けた私を呼んだのかなぁ ~ 」 と思っているところに、そばで新刊を並べていた店員さんから押しの一言。 「それ、面白いですよ、おススメです! 2巻目も出ていますから、一緒にどうぞ!」 。 休み明けで頭が働いていないこともあったのか、店員さんの威勢のよい言葉に背中を押され、1巻 ・2巻を手にしてそのままレジに直行していました。 コミックを買ったのは、 ゴルゴ13と北斗の拳 (全巻) 以来で久しぶり。 (なんだ、読んでるじゃないかと言われそうですが・・・) 表紙が若い女性ということもあって、支払いのときだけはちょっと恥ずかしかったです。 今夜はこれを読んで、明日からは 「働きマン」 に変身したいと思います。
2005.08.17
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今日はブックバトンなるものが回ってきましたので、それにお応えしたいと思います。 1. 持っている本の冊数 アパートで独り暮らしをしていたときには数えるのも嫌になるくらいの冊数の本があったのですが、結婚して引っ越しをするときに、かなりの本を地元の古本屋さんに引き取ってもらいました。ということもあって、いま自分の部屋にある本の冊数は700冊くらいだと思います。 2. いま読みかけの本 タイトルには “14歳からの” とありますが、大人が読んでも面白い本だと思います。特に、自分の将来 (仕事) についていろいろと考え始めた人は一読されてみては如何でしょうか。 3. 最後に買った本 これは一番最近に買った本ということでいいのかな ~。まだ読んでいないのでコメントはできないのですが・・・。 4. 思い入れのある本 自分の将来についていろいろと思い悩んでいた大学時代に出会った本です。 自分の職業を見つけるきっかけになった本です。 5番目の質問もあるようなのですが、私のブログではここまでで留めておきたいと思います。
2005.07.25
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土曜日に地元の書店でとても参考になる文庫本 (新刊) を見つけて、早速購入しました。本が発売になったばかりということもあってか、まだ楽天ブックスには文庫本の画像付きの案内がないようなので、ここには単行本の方を掲載させて頂きますね。 新刊は こちらから イラストレーターやトレースを専門とする方々というのは、編集者にとってとても大切な存在であって、この方々なくしては本や雑誌を作っていくことはできません。もちろん、イラストや図のない文章だけの本もありますが、読者にとって より魅力的でわかりやすいものにするためには、やはりイラストや図は欠かせません。そういう意味でも、イラストレーターやトレースを請け負って下さる方々というのは、とても大きな役割を担っているわけです。 この本は、イラストレーターの田中ひろみさんが、 「イラストレーターになりたい!」 と決意してからその夢を叶えるまでにあった様々な出来事を記した、とても楽しく参考になるエッセイです。本書を読むと、イラストレーターも編集者と同様 (すべての仕事に通ずることだと思いますが) 、人と人との繋がりを大切にしなくてはいけないということがよくわかります。 本書の 「あとがき」 に、田中さんから読者へのメッセージとも言える大切なことが書かれているので、一部ご紹介させて頂きたいと思います。 “わたしがイラストレーターになれたのは、絵がすごくうまかったわけでも、運がよかったわけでもない。ただ、イラストレーターになることをあきらめなかっただけなのだ。 ・・・・ 看護士になったりとイラストレーターになるまで多少遠回りもしたけれど、それもいい経験になったし結果的に今の仕事に役に立っている。 ・・・・ 一番大事なのは、 「目指すものになりたい!」 という熱い気持ちだと思う。 ・・・・ 「運がないからダメだった」 と言う人もいるけれど、運も待ってるだけじゃ降ってこない。自分で進んで運をつかむように行動しなきゃダメだと思う。 ・・・・ 何かに向ってあきらめずに続けて行動していたらたいていの願いはかなうはずだ。わたしはそう信じて行動して、イラストレーターになれたし、続けてくることができた。 ・・・・” (本書のあとがき より) ここに書かれていることは、イラストレーターや編集者を目指している人たちだけでなく、 自分の夢に向かってがんばっている すべての人たちに大きな励みとなると思います。 追伸 私が普段からお世話になっているイラストレーターやトレースの方々も、プロとして今に至るまでにはきっといろいろなことがあったと思うのですが、今度お会いするときにでも、これまでの苦労話を少し伺ってみたいと思います。
2005.07.10
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「編集会議」 という月刊誌を知っていますか? 出版業界にいる人たちは皆さんご存知かと思うのですが、この雑誌は、編集者を目指している人たちにもぜひ読んで欲しい一冊です。 その 「編集会議」 ですが、先日発売された8月号は、その巻頭特集が 「憧れの仕事の理想と現実!? 編集者キャリア事情」 ということで、一見の価値があります。 私は今日書店で購入しました (実は毎月買っているのですが、定期購読をしようしようと思いながらも、すでに何年も経ってしまいました) が、 なかでも特に興味深かった記事は、 「現役編集者アンケート 50人50色の仕事観」 「他業界・学生の皆さんに聞きました 編集者の仕事、どう思いますか?」 ですね。 後者の記事の中に、「編集を自分の仕事にしたいと思いますか?」 という質問があって、53%の人が 「思わない」 と答えたようなのですが、その理由の一つに私は妙に納得してしまいました。 理由 : 「読者の方が気が楽」 。 確かに、気は楽かもしれません・・・。
2005.07.08
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金曜日になんとか2冊の本を責了 (もうゲラには赤字がほとんどないので、後は印刷所の責任で直して校正を終了として下さいの意味) とし、今日はつかの間の休日。あと7冊、頑張らなくては。 普段は仕事帰りに書店に立ち寄ることが多い私ですが、ここのところ、ちょっと遠のいていたこともあって、今日は地元の書店で つい長居をしてしまいました。 そして、雑誌のコーナーでかなりインパクトのある表紙を発見。 楽天の三木谷社長には日頃から大変お世話になっているので (誤解のないように付け加えるとこのブログの利用において、ですが)、こんなに大きく表紙を飾っているなら ぜひ買って読んでみようとゲットしました。 書店で中をよく見ないで買ってしまったこともあるのですが、家に帰ってパラパラとめくってみると、三木谷社長のページはわずか6ページ。表紙のインパクトがすごかっただけに、ちょっと表紙抜け (いや、拍子抜け) してしまいました。 でも、 GQ JAPAN の8月号は買って正解でした。「24区目の東京!?新世代の軽井沢別荘族」 という特集記事があって、軽井沢での生活に憧れる私は、「羨ましいなぁ ~ 」 と思いながらも、その読み応えのある特集を楽しむことができました。 書店で見てちょっと思ったのですが、この雑誌が平台に所狭しと並んでいたら、左向きの三木谷社長が行列を作っているように見えて、ちょっと面白いかも。 自分で自分をフォローするわけではないのですが、こんなちょっとしたくだらない発想も、ときには仕事で役立つこともあるんですよ。
2005.07.02
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今日は、地元の数件の書店さんにブラッと足を運んで、何か面白い本や雑誌はないかと、いつものように宝探しに行ってきました。 編集者にとっては、いろいろな本や雑誌を手にして見ることは、レイアウトやカバーデザインの新しいアイディアを得ることにもつながるので、とても楽しいものです。 そんな中、爽やかな装丁とタイトルに魅かれて、一冊の本を購入しました。 本書は、雑誌 「フロム・エー」 に連載されていた、 「将来の参考書」 を1冊にまとめたものだそうです。1人当り4ページという単位で、新しい仕事や職業を起こした59人の若き人たちへのインタビュー記事が、プロフィールと大きな写真とともに紹介されています。 最近は、このような本が増えているなぁ ~ という感もあるのですが、自分はこの種の本が好きです。夢を持って、それを実現しようとがんばっている姿に魅かれるからでしょうか。 正直言うと、もう少しそれぞれの人たちの記事を増やして欲しかったな ~ というところもあるのですが、装丁に魅かれると買ってしまう派の私には満足できる本といえそうです。本書の場合、本というよりも、むしろ雑誌の感覚で読む方がよいのかもしれませんが、ぜひ書店で手にして見て下さい。
2005.06.11
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大学時代、古本屋巡りが趣味の一つであった私は、講義と講義の合間や帰り道に、大学近くにある数件の古本屋によく入り浸っていました。ほとんど毎日顔を出していたので、棚のどこにどんな本が置かれているかまで覚えていて、新しい本が入ったり、置いてあった本が売れて抜かれていると、すぐにわかるくらいでした。でも、それだけ通い続けていたにもかかわらず、その古本屋のおやじさんたちとはほとんど会話を交わしたことはなく、せいぜい 「すいません、○○の本ありますか?」「あー、その本ね。それはないなー」 って感じで、短く言葉を交わすぐらいでした。 自分は将来何になろうかな ~ などと仕事について模索していた頃は、「古本屋さんって、本当に不思議な商売だな ~ 」 なんて、よく思っていました。お店の奥で、買い取ったと思しき積み上げられた本の陰に隠れて座り込んだまま、お客が来ても無反応。たまに動き出したかと思うと、売れて隙間のできたところに本を差し込むなり、またお店の奥に戻って椅子に座り込む。まぁ、無駄のない動きと言えば それまでなのですが・・・。 そんな古本屋さんも、 いまはネットの中に開店しているところもあって、 ここにご紹介する著者の北尾トロさんも、その一人です。北尾さんはフリーのライターとして執筆する傍ら、杉並北尾堂というネット古書店の店主でもあるのです。 この本は、北尾さんがネット上に古本屋さんを立ち上げるまでのアレコレや、開店してからの様々なエピソードを、実に楽しく紹介しています。本書は、前回紹介した 「コーヒーに憑かれた男たち」 と一緒に買ったのですが、混んだ通勤電車の中でも、ほのぼのとした気分を味わいながら読むことができました。面白かったです。 「へぇ ~ 、世の中にはこんな商売もあるんだー」 なんて思いながら、今週末にでも読んでみてはいかがですか。
2005.05.28
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皆さんの目覚めの一杯、仕事始めの一杯、ホッと一息の一杯は何んでしょうか? 自分の目覚めの一杯は濃い ~ 緑茶なのですが、 出勤してデスクに着くと、 パソコンの電源を入れると同時にコーヒーを入れに給湯室に向かいます。 ミルクや砂糖は入れず、 専らブラックなのですが、仕事中はほとんどコーヒーを飲んでいます。特に仕事のスタート時は、コーヒーを飲まないとエンジンがかからない、といった感じです。 コーヒー好きが生じて、カフェ巡りやその関係の雑誌や本を読むのも好きなのですが (ウィーンに旅行に行ったときなどはカフェ三昧でした) 、今日も仕事帰りに立ち寄った書店で素敵な本をゲットすることができました。 まず何よりも、コーヒー豆をデザインに用いたカバーが気に入ってしまいました。カフェなどにそっと置かれていたら、つい手が伸びてしまいそうな本です。私はカバーを見ただけで、「これは買いだな」 と思ってしまいました。 「銀座 カフェ・ド・ランブル」、「南千住 カフェ・バッハ」、「吉祥寺 もか」 を営む3人のコーヒーマンへの取材に基づいて書かれた一冊ですが、一杯のコーヒーに人生を賭けてきたその生き様に触れることで、私のコーヒーに対する認識も より一層深まるのではないかと密かに期待もしています。 お気に入りのコーヒーを片手に、早速読んでみたいと思います。
2005.05.17
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前々からここでご紹介したいと思っていた本があって家の中を探していたのですが、日曜日に本棚を整理していたらその本が出てきました。ベストセラー作家の渡辺淳一さんが書かれた、 「創作の現場から」 という本です。 小説のテーマの見つけ方に始まり、取材の方法、書き出しとエンディング、そして題名とネーミングなどなど、渡辺さんご自身の小説の書き方が述べられているのですが、これから小説を書いてみようと考えている人には勉強になるでしょうし、編集者にとっては、作家の創作風景は興味深く読めると思います。 また、「作家と編集者」 について書かれているところは、私自身、何度も読み直したほどですが、その最後のところに次のような一文があります。 「・・・。作家を長く、仕事としてやっていく以上は、いい編集者が自分の周りにつくように努めなくてはいけない。 ・・・ いい編集者を周りにつけることこそ、作家の才能の一つだということができそうです。」 自分が普段、著者の方々からどのように思われているのかは、正直言って非常に気になるところではあるのですが、こればかりは聞くわけにもいかず、日頃いろいろと接する中で、 「もしかして、こんなふうに思われているのかな・・・」 と想像するしかありません。でも不思議なもので、お互いの波長が合っているかどうかは、聞かなくてもわかるものなんですよね。 本書は楽天ブックスでは品切れになっているので、もう手に入らないのかもしれませんが、もしかすると書店では置いてあるところもあるかと思いますので、興味を持たれた方は、ぜひご覧下さい。
2005.05.10
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今日は、午前中に印刷所から大量のゲラが出てきたこともあって、昼休みも早々に切り上げて、校正三昧の一日でした。もう慣れたとはいえ、週末の大量校正は結構きついものがあります。 すべての校正を終えてホッと胸を撫で下ろし、行きつけの書店をブラブラと歩いてきました。そこで購入した一冊がこれです。 毎朝、いつもの時間に起きて、通勤電車やバスに揺られて会社に行き、そしていつものように自分の仕事を淡々とこなす日々。こうして多くの人は、毎日が同じような繰り返しになっていき、いつしか「働くことの意味ってなんだろう」 と考えることもなくなっていくのではないかと思います。 でも、 自分の高校時代、大学時代を振り返ってみると、「働くってなんだろう、自分はどんな仕事をしていきたいのだろう」 って、いろいろと悩んでいたことを思い出します。 本書は、多くの人の働きぶりを紹介しながら、「働くことの意味について考える」 ための素材を提供しています。当り前のように繰り返される毎日の生活をちょっと振り返って、週末にでも本書を読んでみてはいかがでしょうか。
2005.04.22
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今日も仕事帰りにぶらっと書店に立ち寄りました。 そして、平積みされた新刊と本棚を眺めること30分。今夜も素敵な本をゲットしました。まず何よりも、そのタイトルが気に入ってしまいました! 帰りの電車の中で早速読み始めたのですが、一気に半分くらいまで読んでしまいました。なんでそんなに早く読めたのかと言えば、1つには、各ページとも1ページの1/3は写真や余白で占められているというレイアウトにあるかと思います。そしてもう1つは、言うまでもありませんが、そこに登場している人たちの仕事に対する考え方や生き方にとても引きつけられたからです。このような本が私は好きです。 まえがきの最後のところに、著者はこう記しています。 「この本に登場する人物には、デザインやモノづくりに関わっている人が多い。しかし彼らが語ってくれたことは、決して専門分野の特殊な話ではなく、働き方を考え直してみたいすべての人と共有できる普遍性を持っていたと思う。この本は働き方をめぐる探索の、小さな報告書です。」 報告書というと堅苦しいものを想像してしまう方もいるかもしれませんが、ご心配なく。とても素敵なエッセイです。ぜひ書店で手にしてみて下さい。
2005.04.13
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今朝は、通勤電車がめちゃくちゃ込んでいました。いつも自分が利用する時間帯よりも少し早い電車に乗ったのがいけなかったのか、それがちょうどその路線の最大のラッシュアワーに当たっていたようで、体は弓なり、カバンは手を離れて中に浮き、車内は蒸し風呂状態。一週間の始まりに相応しい、とてもすばらしい朝を迎えることができました。 皆さんの通勤風景はどんな感じなのでしょうか。自分は電車の中では極力立つようにしているので、通勤電車で何が何でも座ろうとがんばっている人たちの気持ちがわからないところもあるのですが、今日、書店で、そうした人たちの心強い見方となるかな ~ と思われる本を見つけました (すでに知っている人も多いかもしれません)。 立ち読みでざっと見ただけなので、詳しい説明はできかねるのですが、ユニークな絵も交えながら、それでいて、真面目にわかりやすく、通勤電車でうまく座るテクニックを解説しています。ある意味、かなりマニアックなテーマとも言えるかもしれませんが、多くの人が日頃悩んでいる (あるいは苦労している) ことを解消するための方法を紹介するというのも、 売れるための1つの要素と言えます。 本書は自分自身にとってはあまり興味がないテーマなので購入はしなかったのですが、切り口が変わっていて面白い本でしたので、ここにご紹介させて頂きました。
2005.04.04
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今日は、カミさんと一緒に地元でのんびりとショッピング。とは言っても、私などは見る専門ですから、さんざん商品を手にしては、ほとんどが買わずじまい。まぁ、お店の人にとっては迷惑なお客だろうな ~ と思います。 ランチの後に、旭屋書店にぶらっと立ち寄り、ちょっと立ち読み。そしてそれが、とてつもない爆笑劇の始まりだったのです。そこは、多くの若い女性たちが立ち読みをしている女性雑誌のコーナーのすぐ隣。エンターテイメント系の本のコーナーでした。普段はあまり立ち読みするコーナーではないのですが、平積みされていたその書名が、編集者である私の触覚を振えさせたのです。 この本が、糸井重里さんのサイト 「ほぼ日刊イトイ新聞」 の有名なコーナーから生まれたものとは知らなかった私は、最初、何か面白い誤植でも拾い上げてまとめた本なのかな ~ と思ったんです。でも、違いました。(おそらく、すでに知っている方も多いことでしょう。) この本、おもしろ過ぎです。私はあろうことか、立ち読みの最中に笑いが止まらなくなってしまい、「ひっひっひっ・・・」 って声を出して笑ってしまったんです。いや、最初は必死に笑いをこらえていたんです。もうすぐ40に手が届こうという男が、書店の立ち読みで声を出して笑うなんて、お恥ずかしい限りですから。 でも、やっちゃいました。だめでした。もう、限界でした。一旦開いた口はふさがりませんでした。 「ひっひ ひっひ」 と笑いが止まらず、女性誌を立ち読みしていた周りの若い女性たちからは、 「この人、頭がおかしいんじゃないの?」 と言わんばかりの冷たい視線を浴びせられてしまいました。そして、そのあまりの視線に、その場ではその本を買うことができませんでした。いま思えば、そこに一緒にカミさんがいなかったのは、せめてもの救いでした。 (カミさんまで奇異な目で見られたのでは、あまりにかわいそうなので。) だけど、私だけが恥ずかしい思いをしたのではあまりに悔しいので、同じ仲間を少しでも増やすために、この本の内容説明は省かせて頂きます。皆さん、ぜひ書店でご覧下さい。ただし、買う前に、しばらく立ち読みをすることをお忘れなく! 追伸 本書は大爆笑を起こしかねないため、すぐ笑う方はもとより、普段滅多に笑わない方でも、通勤の車内で読む際には十分にご注意下さい。
2005.03.26
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昨日の日曜日、「またですか」 と言われそうですが、銀ブラをしてきました。3連休の中日とあって、歩行者天国の銀座はかなりの人が出ていました。花粉が猛威を振っていることもあって、本当に多くの方がマスクをしていました。目をカバーするためのゴーグルをしている人もチラホラと。 私も数年前に花粉症になってしまって、それ以来、この季節はつらいのですが、私の場合は特に目にくるので、常に目薬を持って歩いている状態です。 昨日もいつものように書店を訪れ、そのタイトルとカバーに惹かれて、一冊の本を購入しました。 帯に書かれている、「自分のペースで、好きなシゴト。」 のキャッチコピーも良くて、思わず本書を手にとってしまいました。カバーの写真も、ほのぼのとした雰囲気があっていいですね ~ 。自分の好きなタイプです。 内容はといえば、まさにコピーが表現しているのですが、好きなことを仕事にした24人の若者たちが写真付きで紹介されています。 自分も今の仕事が楽しく、やりがいがあって、自分にとっての天職だと思っていますが、ここに取り上げられている若者たちの仕事スタイルにも大変興味を持ちました。 将来、自分はいったいどんな仕事に就きたいのだろうと考え始めた人、仕事に悩んでいる人、そして、今の仕事に充実感をもっている人にも、本書はなんらかのメッセージを与えてくれるような、そんな気がします。
2005.03.21
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仕事帰りに、いつもの書店にぶらっと立ち寄り、この本を購入しました。 ただ単純に、自分が普段ブログでお世話になっている会社を少し知っておこうかな ~ と思ってのことです。 サブタイトルに、「なぜ彼らは勝ち続けるのか」 とあります。一読して、私自身の仕事にフィードバックできるものを何か得ることができれば最高なのですが。 今日は、少し夜更しして、この本を読んでみたいと思います。
2005.03.15
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今日はカミさんと、銀座に買い物に行ってきました。ランチは、広島かき料理のお店 「かなわ」 (Freepage Listに加えておきました) で食べました。1000円ちょっとで、かき料理の定食を食べることができて、しかも、それがボリューム満点。とっても美味しくて、また一つお気に入りのお店が増えました。 その後、あっちこっち歩き回って (世間はこれを “銀ブラ” と言うのでしょうが、私は、ただカミさんのお尻を追い掛け回しているだけです)、 2人でよく行く書店 “ブックファースト 銀座コア店” に行きました。ここは一般の本も充実しているのですが、アート・デザイン関係の本が充実しているので、銀座に行ったときには立ち寄ることが多いです。 いつものように本棚の端から端まで眺めていると、大変魅力的なタイトルの本に出会い、早速購入しました。 学生時代、本に囲まれた生活が憧れだった私は、本屋さんで働こうかと本気で考えたこともありました。でも結局は、いろいろと考えた末に、作り手側にまわったのですが。 この本は、個性豊かな本屋さんをたくさん紹介しています。そして、その店主の人たち (皆さん、お若いです) が経験した様々なエピソードを、店内の写真とともに読むことができます。 とても面白いです。 仕事柄、書店の仕事というのは見た目以上に大変な重労働で、単なる憧れだけでは勤まらないことを知ってはいるのですが、でも夢として、自分スタイルの本屋さんを開きたいな ~ というのは、いつまでも持っていたい気がします。 (編集者の憧れが本屋さん、というのをおかしく思う人がいるかもしれないですが。) 皆さんの中にも、本に囲まれた生活を夢見て、「本屋さんを開きたいな ~ 」 って思っている人がいるでしょうね。きっと。
2005.03.12
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昨日はカミさんと、家の近くに新しくオープンした大型書店 (リブロ) に行ってきました。オープン仕立ての書店の中を見て歩くのは、とってもウキウキした気持ちになります。 「何がどこにあるのかな ~」 って、まるで宝探しに来ているような気分です。 私は書店に行くと端から端まで一通りは見て歩くので、一度書店に入ると、しばらくはそこを離れません。棚に並んでいる本たちの顔 (カバー) を眺めているだけで、幸せな気分になってしまうからなんです。そんなこともあって、カミさんには 「ねぇ、まだ見てるの?」 と言われてしまうことがよくあります。 (見ているだけじゃなくて、買ってもいるんですけど。念のため。) 昨日はお目当ての本を3冊見つけて早速購入したのですが (先日紹介した推理小説 「編集者を殺せ」 も見つけて購入)、写真集の棚で面白い本を見つけました。 書店の店員さんがレジで巻いてくれるブックカバーがたくさん紹介されている本で、とても興味深く拝見しました。 (リブロさん、ごめんなさい。立ち読みで。) 本当に様々なブックカバーがあるんだな ~ と感心しました。 自分は普段、ブックカバーは断る方なのですが、その書店のカバーデザインが可愛いかったりおしゃれな場合には巻いてもらっています。 カバーデザインを考えるのは、毎回デザイナーとの様々なやり取りがあって本当に苦労するので、素敵なデザインを見るのはとっても勉強になりますね。
2005.03.06
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ちょっと気になるタイトルの推理小説があります。 “編集者” がメインタイトルに入った推理小説は珍しいのでは? 買って朝夕の通勤電車の中で読んでみようかな ~ とも思うのですが、タイトルの一語がモロに自分にかぶさるので、ちょっとドキドキしますね。
2005.03.04
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机上空間という、机とその周辺を居心地の良い空間にするための素敵なグッズをたくさん紹介した本があります。すでに書店で見かけて購入したという方もいるのではないでしょうか。 日頃から文房具や小物類に関心のある私には、とても興味のある一冊です。買っちゃいました。 ところで、机上空間ということで私のデスクなのですが、自分で言うのもなんですが、それなりにきちんと整理はされていると思っています ( “それなりに” ですよ)。 自分の中ではきちんと配置が決まっていて、椅子に座った状態で、 右側 : 文房具や読みかけの雑誌・現在進行中の校正刷りの控えなどを置くところ 左側 : 企画の種 (雑誌や新聞の切り抜きなど) のファイルや企画ノートを置くところとして、中央の作業スペースはなるべく広くとってあります。 自分の机の上のことを棚に上げておいて言うのもなんですが、編集者の机の上は、見ていて結構面白いです。一部、例を挙げますと、積み上げてあるものが今にも崩壊しそうな机 (どこの会社にも見られる風景ですね)、何に使うのかわからない巨大な謎のオブジェが置いてある机 (O君、それどかした方が机を広く使えると思うんだけど・・・)、数年前に刊行になった本の校正刷りを今も大事そうに置いてある机、すでに積み上げたものが崩壊して、何がどこにあるのか判別不能なくらいに見事な机、などなど・・・ 落ち着いて原稿や校正刷りを読むためにも、日頃から机の上は少しでも整理するように心がけましょう! と、自分とその仲間たちにメッセージを送ります。とは言っても、ぐちゃぐちゃの方が落ち着くという人もいるし、結局は、個人個人が “それなりに” 整理するしかないんですよね、きっと。
2005.02.18
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仕事帰りにぶらっと立ち寄った書店で、「デザインのデザイン」 という素敵な本を見つけて、早速購入しました。 まだ読み始めたばかりなので感想を書くまでには至らないのですが、久しぶりにワクワクする本に出会えて嬉しいです。
2005.01.31
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