パテシェもきちの糖質オフな日々

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2019.05.08
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◇ パテシェもきちの糖質オフな日々 vol.2

〈1型糖尿病 少女との出会い〉

低カロリーのケーキ作りから低糖質のケーキ作りへシフトした頃、お店に来てくれた女性。
「私の娘は去年 1型糖尿病と診断されたんです」と。


その頃はまだ満足のいくレシピは出来上がっていなくて、ようやく少し「ショートケーキ」ができそうかなあ。くらいのレベル。

で、その時に聞いた驚きの「小児1型糖尿病」という現実。

調べてみると10万人に1人というくらい稀に見る病気。

お母さんに聞くと、幼稚園の年長の頃「風邪がなかなか治らず、熱が下がらない」程度に思っていたのに、病院で診断され言い渡されたのが「1型糖尿病」という病名。
膵臓の細胞を自ら攻撃して、その機能を奪ってしまう。


この診断を聞いたときは唖然とし、パニックに陥ったそうです。

その後は、医師の指示に従い、血糖値を上げてその数値に見合ったインスリンを何単位打つという生活に切り替えて行ったそうで「発症から半年経った今」は落ち着いてきたとお話しされていました。
2型糖尿病の患者さんは食べた糖質量の3倍くらい血糖値が上がるということは知っていたのですが、1型糖尿病の患者さんとなると5倍近く血糖値が上がるということを、この時知りました。

標準治療を受けている糖尿病の患者さんは、食事の前後に薬を服用するか、インスリンを使うかという選択するわけですが、間食についてはそうもいかないので、できるだけ血糖値を上げないものを選んで食べるようにと指導されます。これを「マッチポンプ:血糖値を上げて、それを薬で下げる」といいます。→→→→これが、そもそも私には合点がいきませんが(~_~;)

ま、そんなことがありまして、こんな目にあった子供達にも安心して食べてもらえるショートケーキ、そしてバースデーケーキを作ろう!が、私の大きな目標になっていきました。

なので私のお約束として「糖質量3g」という高いハードルを設けて、そこを目指しているわけです。

一昨年 ぴょこんと中学生になった彼女が訪ねて来てくれたので、聞いてみたら、相変わらず
マッチポンプを真面目に続けていると。何もしてあげられないのですが、せめてもと思い新井圭輔先生の「インスリンに頼るのをやめなさい」を渡しておきました。

1型糖尿病であっても、糖質制限の知見の豊富な医師のサポートがあれば、インスリンの使用も最低限に抑えられることがわかってきたこのごろ。

彼女が、若しくはこの病気で苦しむみなさんが、このことに気付いてくれる日が来ることをまちのぞんでいます。








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最終更新日  2019.05.11 12:46:53
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