Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年10月20日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/唯物論的哲学38(五百七十六)
 ヘーゲルの大成されたと評価される「弁証法」で特徴的なのは、発展・成長・変化する合一構造を人間の心の内省のうちにも見い出すことにあります。人間自己の精神が自己の心を意識するとき、精神として意識する心は意識される心と一体化するが其れも同一とは言えない。此のことは、人間精神の主観としての内心と客観としての外心が同一であるからこそ、外部の媒介を経ない直接の関係知が成り立つ。喩えれば、自分である我(われ)が真赤な薔薇を見ているということは客観的に観想する自分がいても、一切の外部環境に干渉されることなしに其のことを認識しており、「見る」という外的活動を意識することと内的な反省意識は見る意識と同時に働く同一の意識である。然し乍ら、知る主体と知られる客体、内面と外面という作用面での区別がある。従い、人間精神の心の内省・反省のうちには「区別のない区別」という対立的な同一の、異質であるが亦同質のものが反映されることになると主張します。人間を主体として其の内なるものと外なるもの、本質と現象、一なるイデアと多なる個物、意味するものと意味されるもの、主観と客観は自己意識の構造を媒介として統一されます。ヘーゲル言わんとする処から新プラトン派の説く「イデアの流出」及びキリスト教的な「受肉」の概念を合理化させています。
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最終更新日  2016年10月20日 06時15分55秒
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