Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年10月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/唯物論的哲学41(五百七十九)
 マルクスと其の僚友エンゲルスの思想の特色は、古来からの存在論的な唯物的思考を古来からの自然史観想ではなく、社会科学・経済学・人類史にまで唯物思考を推し進めたことにあります。其のことは人間の精神解放を齎す筈でした。マルクス主義と云えば史的唯物論としての唯物史観がその中心思想に置かれていると云えます。古代からの哲学観想概念型の唯物主観は影を潜め専ら思想方法としての唯物論が際立ちます。詰まるところ、唯物史観とは世界自然を対象としてきた唯物論を、其の自然史の延長として人類史に取り込もうという訳です。其のこと故に、ヘーゲル体系の弁証法が必要不可欠なのです。自然を弁証法的に発展的に捉えられてこその史的唯物論なのですから。マルクス主義は人類史上稀に見る神的存在の不在どころではなく本源的な意味で人類が観念に傾くことの危惧を訴え、権威の体制に便用される観念論を排除します。其のことが、後世に逆説的な意味あいで財的な富裕層は生まなかったにしろ、全て欲するものは「労働」の名のもとに力が支配する権力層を新たに産み出します。人間精神の深層にある観念や理性は主義の名のもとに抑圧される「魂の冬」の時代を生み出した因ともなり、現代はマルクス主義の原型を変型した修正マルクス主義が一般化しています。何れにしろ、マルクス主義は労働擁護的な共産革命の基盤となり労働者階級の台頭、中華人民共和国では農本主義的共産を目指したために農事者が解放されます。人間社会体制における解放とは、既成権威の権益奪取にほかなりません。其処には、人類の抱えてきた精神の奥底の魂の救済は疎かにされ、現代社会に数々の悲劇を起こす要因の一つとなりました。唯物史観とは社会体制を見直し変革する手段であって、人間の深層で叫ぶ心の拠り処には成り得ません。共産主義体制の綻びとともに「宗教」が頭を再び持ち上げたことを鑑みれば「思考と直覚」は何方にも参与せず、人間を問う哲学、及び、モノの原点を問う哲学、将又、人間理性の発祥に対する思考、其の分析を追求する思想史の原点である観念論は科学万能主義の世界にこそ存在意義をもって輝きはじめます。アニメチックに譬えると観念、俗悪に挑む愛と慈悲の救世主北斗の星の輝くことを夢見ます。
cap-hiroのプロフィール
Big_Dipperl

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最終更新日  2016年10月23日 06時33分34秒
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