Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル9/キルケゴールの6(六百二十五)
 キルケゴールは「神の前に罪あるものとして,単独者として立つ」ことを求めます。ヘーゲルのごとく人間が決して存在を知ることを得ない「絶対的何か」ではなく、彼は「神」を存在者として認識します。此のことは彼の著書「恐れと慄き(おそれとおののき)」に著されるレギーネと別れた理由が暗に示されており、おそらくは、聖書の中のアブラハムとイサクの問題、アブラハムが神に告げられて、息子のイサクを生贄にしようとする。そして自らナイフを向けて、息子を屠ろうとし、其の信仰故に神はアブラハムを認め、間一髪その行為は止められる。だが、通常に考えればアブラハムは人殺し、其れより酷い子殺しである。然し乍ら、何故に牧師は平気な顔をしてこれを語ることができるのであろうか。もしこの話に何か意味があるとすれば、アブラハムは信仰の騎士であったことによるとする。そうでなければ虚しいだけであろう。アブラハムは真偽の判別は別にして確固たる信仰を持っていたのである。息子イサクを誰よりも愛し、かつ其の息子を放棄する、しかし彼は神を信じていた。イサクは必ず自らの手に戻ってくると。此のことが、レギーネと別れた理由であり、破談にしても彼女を愛し続ける理由になったのでしょう。彼は後に続くヤスパース、ニーチェ、ハイデガー、サルトルとは異なり信仰の人間でした。ある意味、神を捨てきれない人間実存主義を思考の基底にしていると捉えると彼の行動が解釈できるかもしれません。
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Abraham1

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最終更新日  2016年12月12日 13時05分58秒
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