Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル14/キルケゴールの11(六百二十九)
 キルケゴールの哲学はヘーゲル哲学の思弁的合理主義に反対して主観主義の立場から、自己の不安と絶望を実相として、人間の観念的概念である理性の箍(たが)を解き、自由と人間性とを希求する「実存」の思想に目覚め、人間の主体性こそ真理だと確信、真のキリスト者・単独者への道を追求することになり、現代の実存哲学や弁証法神学に大きな影響を与え
るわけですが、「神」を離れることはしません。其のことはキルケゴールの著作「あれかこれか」の表題に言い尽くされます。彼の思考は聖書から案出され、人間の認識から独立した事物それ自体の存在である「アン‐ジッヒ」、即ち、人としての性質を持って現われる以前のイエス・キリスト。そして第二のテーゼとして人としての性質を持って現われ、第三に神は、キリストを高く上げて祝福の正・否・合のヘーゲル的論法でヘーゲルの観念論を否定します。「あれかこれか」は我々人間が人生に携わる限り避けては通れない道です。人間が生きていくうえでは、現実生活が何よりも優先し観念は後方に下がります。但し、心の拠り所を見えないものである「不・可・思・議」であるよりも、現実の人間ナザレのイエスを拠りどころにするのが、ヘーゲルの観念論より遥かに現実的であり、人間存在の実存を納得させるではないかと説きますが、キルケゴールの現実とは基底に信教あってこその現実であり、「神」の人格性を否定するヘーゲル観念論とは相容れないことはもとよりです。然し乍ら、此の「実存主義」がキルケゴールからヤスパースそしてニーチェからハイデガーを経てサルトツに至ると修正されます。要は実存論とは観念論に対しては「見える」ものを認め再認識することです。
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最終更新日  2016年12月17日 06時22分24秒
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