Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル21/ヤスパースの1(六百三十七)
 人間の宿命としてある苦悩や自他を問わずある闘い、自己を苛(さいな)む責めといったものは人間の限界状況の現れであって、此処に人間の精神は限界状況の突破を模索します。「実存」という人間のあり方に「絶望」という限界状況の陥穽(かんせい)に嵌(はま)って初めて「実存」という人間の在り方に目覚めます。キルケゴールの云う「実存」は死・苦悩・争い・責(せ)めといった挫折による人間の越えられない壁を知ったとき、初めて「実存」という人間のあり方に目覚める。挫折を知らなければ実存ということはあり得ないことその文言(もんごん)に不条理を認識し条理を究めんとしたのが、先達であるセーレン・キルケゴールの影響を受けて、心理学から哲学思想に転身したドイツの哲学者カール・ヤスパース(独: Karl Theodor Jaspers/1883年-1969年)です。ドイツはオルデンブルク生まれで初め法学を学ぶが医学に転じ、ハイデルベルク大学の精神医学部で学位を取得後、1903年「精神病理学総論」を発表し精神病理学者としての地位を確立するも、西欧近代の文明を他の文明から区別する根本的な原理は「合理性」であるとし、その発展の系譜を「現世の呪術からの解放(die Entzauberung der Welt)」と捉え、それを比較宗教社会学の手法で明らかにしようとした宗教社会学における「合理化」のテーマを検証しようとしたドイツの社会学者・経済学者カール・エミール・マクスィミリアン・ヴェーバー (Karl Emil Maximilian Weber)との交流からの影響もあって10年余に及ぶ思索ののちに三巻からなる大著として現代にも名を残す「哲学」を著し、「限界状況」における挫折を直視することによって超越者の暗号の世界へと立ち居出て行く立場を体系化し、現代実存主義哲学の基礎を築いた三つの顔を持つ男と称される「精神病理学者としては勿論のこと哲学者並びに神学者」として、更には政治評論家としての活動するカール・ヤスパースの出現です。彼はキルケゴールに関しては、自らの経験と信念から、思考経過の方法論は評価しつつもヤスパース自らが獲得した精神医学を活かした在り方をもって継承発展化させてみせます。キルケゴールの階段を別階段昇り思考して解析してみようと云うわけです。
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Jaspers1

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最終更新日  2016年12月23日 13時07分01秒
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