Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月31日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル29/ヤスパースの9(六百四十五)
 ヤスパースの包越的存在論は、ヤスパースの思考は、哲学をすることとは「存在そのものを問うこと」とは基底としますが、彼の思考表現の存在其のものの表現には、先ず「包越者( Umgreifende )」が掲げられ、其のピラミッドの包越者としての頂点の「包越者」をカントの云う「超越者(Transzendenz)」と解釈されるのかと云えば、多分に疑問点が現出し解明に困難を来たします。彼は「包越者」の頂点を「超越者」だと呼ぶのかと云えば、イマヌエル・カントの超越理論を批判する限りには無理があります。此処に哲学思想家のそれぞれが表現する語彙を、先ず何より哲学する人間の思考経過を解読するためには、哲人の思想そのものよりも、先んじて対象の思考家のて哲学文献に使用する用語の理解を基本に置く必要に迫られます。ピラミッドの頂点の「包越者」を定義した筈のヤスパースが、イマヌエル・カントが哲学的には主観と客観の超越関係を可能にするとした人間が己の無自覚な惰性的存在と看做して、決断と選択の絶対的自由をもつ主体的実存へ飛躍することが(超越)原理とすることは、イマヌエル・カントが哲学的には主観と客観の超越関係とは異質なものと捉えることは、シモーヌ・リュシ・エルネスティーヌ・マリ・ベルトラン・ド・ボーヴォワール(Simone Lucie-Ernestine-Marie-Bertrand de Beauvoir/1908年-1986年)と「契約結婚」、即ち、結婚後の「自由恋愛」の二年間を契約するも、事実上は50年間に及び、最晩年には日本人妻を迎えたサルトルの思考を理解するうえでも「要(かなめ)となります。哲学はギリシア古典哲学以来「存在」を追い求めます。此のことはインド哲学にも共通する課題です。彼ヤスパースは存在を究めたのかと云えば其れへの方法論を述べたに過ぎないとも云えます。何故ならば、普通一般に人間が確信する三角形の内角の総和が180度のようには至らないからです。キリスト教の史的に積み上げられた教義、宗教とはいえ体系の強靭さを再認識する次第です。何故なら、哲学は人間精神の深奥の理性が絶えず変化を伴う大宇宙そのものと進化する或いは退化の経過を生みかねない人間精神の霊魂を究めんとする体系からくる思想だからです。
cap-hiroのプロフィール
Simone-Beauvoir1

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最終更新日  2016年12月31日 06時18分12秒
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