Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年10月30日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」時間と霊魂7
 古代の中近東で始まった唯一神ヤハウェを神とし、選民思想やメシア(救世主)信仰などを特色とするユダヤ人の民族宗教である旧約ユダヤ教の代表的な神秘主義はカバラ(Cabbala)でしょう。カバラーとは、ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想の代表格です。然し乍ら、ユダヤ教を基底に置くとは云え、その宇宙観にはには独自性があり、仏教における積極的な教義開示を行わないという密教との制度上の類似性を指摘されることがあります。勿論のこと、教義や起源には何等関連性のないことは言わずもがなです。伝説では、アブラハムがメルキゼデク、グノーシス派からは平和と正義を司る天使とされ、偽典とされる第二エノク書では天使軍団の「力天使」に所属している天使とされるから伝授された天界の秘密だともされ、モーセが律法(トーラー)に記し切れなかった部分を口伝として後世に伝えたものだともいいます。カバラは3世紀から6世紀頃に始まり、16世紀頃にほぼ現在の体系が完成したとされています。カバラはヘブライ語の動詞キッベール「受け入れる」「伝承する」の名詞形で、「受け入れ」「伝承」を意味する。カバラが登場する以前のゲオーニーム時代には、単に口伝律法を指す言葉として用いられた。したがって、その後ユダヤ教神秘主義を指す呼称となった際にも、個人が独自に体得した神秘思想というよりは、神から伝授された知恵、あるいは師が弟子に伝承した神秘という意味で用いられることになる。 カバラはユダヤ教の伝統に忠実な側面を持とうとしたという点において、他の宗教の神秘主義とは異なります。本来のカバラは、ユダヤ教の律法を遵守すること、或いは神から律法の真意を学ぶことを目的としています。したがって初期には、正統的なユダヤ教との親和性を持っていた時期もあったため、必ずしも秘教的な神秘思想とは言えない面も持ちますが、キリスト教の神秘家に採り入れられるようになると、ユダヤ教の伝統からは乖離した極めて個人的な神秘体験の追究の手段として用いられることになり、運命占い等に取り込まれたりして現存活動しています。
Cabbala1

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最終更新日  2017年10月30日 07時05分34秒
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