Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年03月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学10
 シュタイナーの代表が著作、自己の基本思考を顕したと見做される著作「神秘学概論」を始めとして多くの文献に「エ―テル体」や「アストラル体」といった言葉を意味する彼の名付けた単語が多用されています。エ―テル体は別名「活力体、生気体 (vital body)」とも呼称されますが、1913年に、神智学協会から分離独立して、独自の人智学協会を設立する「人智学」即ち、ギリシア語のanthropos(人間)とsophia(叡智)の合成語でありヨーロッパ思想史の底流にある秘教的esotericな立場を表す用語として16世紀の頃から使われ始め「エイレナエウス・フィラレテス」、パラケルススの思想に共鳴し、錬金術の目的を精神の向上と純化に置く考え方を示した彼は、当時のイギリスに上陸した薔薇(ばら)十字団(独語ではRosenkreuzer/ローゼンクロイツァー、英語ではRosicrucian)に参加しします。薔薇十字団とは17世紀初頭にドイツに興った精神運動です。「匿名作者」による四つの基本文書公刊を機に姿を現した秘密結社で、架空の始祖ローゼンクロイツChristian Rosenkreuzの名に因(ちな)みメンバーは〈薔薇十字の人/Kreuz Rosen〉を自称した。1652年には団の趣意書「友愛団の名声と告白」をEugenius Philalethesの筆名で出版したが、類似の筆名を用いていたケンブリッジのプラトン主義者H・モアとの間に諍いを生じさせています。はては水銀を用いた錬金術実験中に有毒ガスを吸って事故死。其のE・フィラレテスの著書「アントロポソフィア・テオマギカ」や19世紀には人類学者トロクスラー(Ignaz Paul Vital Troxler/1780-1866)やヘルバルト派の哲学者ツィンマーマン(Robert von Zimmermann(18241898)は一般の学術用語としても用いるようになったものを人智学の創始者として知られるシュタイナーが其の単語に彼特有の語彙を持たせ、「エ―テル体」に生命体 (Lebensleib)、生命力体 (Lebenskraftleib)、形成力体 とも呼んでおり、其の基底に流れるものこそが人間の生死を解き明かす鍵(キー)だとします。此のことは「物質的な肉体」とは別次元の「体(たい)」を意味します。シュタイナーが問う「人間本性の超感覚的構成要素」は「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」の四つを指し示し、人間霊魂のシュタイナー独自の輪廻転生説をダイナミックに描いてみせています。



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最終更新日  2018年03月05日 16時42分32秒
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