Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年09月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学180
 ときに、舎利弗と目連が住居する地では「山頂祭」、日本の愛宕詣での様なものでしょうが、着飾って次々に登ってくる大勢の人たちを見て、舎利弗は「百年後には此れ等の人々も一人も生きていない。人はすべて死に、跡形もなってしまう。」と呟きます。其の言葉には目連も答える事が出来得ず黙っていると、舎利弗は今のバラモンの教えではこの事を解決できない。近くにサンジャヤという高名な師がいるという。サンジャヤの弟子になろうと思う。六師外道の自由思想がバラモンに浸透していたことが伺わせる言動です。すべての物が疑わしいものであるという懐疑論を唱えていたサンジャヤの弟子となった舎利弗と目連は瞬く間に、サンジャヤの説を習得し、サンジャヤの百五十人の弟子たちにサンジャヤに代って教えを説くまでになりますが、二人は共に山頂祭の時に抱いた死に対する疑問は解けません。その時も時、舎利弗はラージャグリハの町でにアサジという釈迦の弟子出会い何のの苦も背負っていないような様子に疑問を投げ掛けます。アサジはその言葉に対して一つの詩で答えます。「もろもろのことは因ありて生ずる。仏陀はその因を説きたもう。もろもろのことの滅びについてもまたかくの如く説きたもう。」釈迦はすべてのものが因があって生ずる。この世のあらゆる事物、事象は相互に関連しあっていて、何一つ独立独歩のものは無いとお教えになられていますと、短い詩で舎利弗に答えたのです。此れこそが釈迦の唱えた縁起の思想であり、此のたった一節の短い詩で舎利弗は釈迦の弟子になる事を決意します。舎利弗が短い詩ひとつで、釈迦に帰依したのは舎利弗がすでに、バラモンの経典に精通していたからでもあろうが、バラモンの教えに満ち足りないものを感じていたからです。此の人物舎利弗こそが釈迦の最も信頼していた五人のクシャトリア、インド社会のカーストの第2の種姓。元来は王族や武士の階級であった。王のもとに統率され,軍事や国防を専門に司り,一般人民の保護にあたった階級で,共同社会もその平和を維持するの任にある五人のクシャトリアの中でも舎利弗は輝きます。其の舎利弗が偶然にしろ学問に精通していたアサジと出会った事実こそが奇跡であり因縁であったとも云えましょう。



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最終更新日  2018年09月27日 07時37分13秒
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