Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年11月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解32
 17世紀の海洋商業国家の伝統や習慣にとらわれないリベラルな共和国オランダで、 宗教改革の思想家ジャン・カルヴァンにちなんでカルヴァン主義を奉じるカルバン派から、何故にスピノザの思想は「無神論者」と糾弾されたのかは誰しも疑問を感じるのが当然でしょう。スピノザの交友関係にして宗教的寛容と自由統治の共和派が圧力を受けるようになった情勢のなかで、宗教的寛容と自由統治の共和派後者に理論的支持を与えるために書かれています。しかも彼は「聖書は真理を語る」という当時の社会規範としての大前提に疑問にぶつけています。聖書特に旧約に登場するの預言者は無知であったし、人々各々が其々の異なった神の姿を想像しようと構わない。何故なら(なぜなら)聖書は「敬虔」、一般的には深く敬って態度を慎むさまを言いますが、聖書での「敬虔」は神に対して敬虔な態度を執る人間は、神を敬い、神に感謝を表し、神の戒めに従う。 情報や 態度だけではなく行動においても示す実践が必要があります。ギリシアの毒杯を煽ったソクラテスが何ゆえに「悪法も法なり」として判決に従ったことは「無知の知」の信託に見るように無神論者ではなく敬虔な敬虔の情にも欠けることはありません。ただ、彼の神が多神教的ではなく形而上哲学を基盤にした「ロゴス」、対比にある「ミュトス」近代では神話とワンパターンに捉えられますが、原義としては人が語る物語全般を指すのであり、ギリシャ悲劇や喜劇、伝説的な古代ギリシャの寓話作家で紀元前六世紀前半頃の人。奴隷の身分であったというアイソーポス(イソップ/Aesop)の寓話の題材もミュトスです。このミュトスに対して、ロゴスはある。「空想」に対して「理性」があり、「物語る言葉」に対して「論証する言葉」がある。此の論理的「理」を神と成したのがソクラテスそのものの思考です。スピノザが「神学政治論」が通じて取り組む問題は、ソクラテスそのものの思考形態の影響が見られ、神学と哲学の分離、不敬虔、旧約聖書の解釈といった点から解説し、著者スピノザの自説が展開されたことはソクラテスに比肩されましたが自身の身そのものの命脈を断たれる危険をも併せ持ったのです。



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最終更新日  2018年11月25日 06時46分02秒
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