Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年01月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解92
 個物が単なる慣性的な状態保存を超えた、自らの存在維持への積極的・指向的な努力を有するのは、作出原因に取り替わる「新たな原因性」が導入されるからではない。コナトゥスの目的指向性は個体の本性に根ざす作出原因性、即ち「神存在」の恒常性に起因することから来る当然の帰結です。個物の存在維持への努力は、其のものの本性から生じてくる積極的な活動に等しいということを意味する。更には、自己維持への努力を各事物の本性を捉え直すことにより、個物の能動的な自由目的論は否定される。此れは、個物が自己維持への努力を各事物の本性と捉え直すことにより、其の本性の因縁を思考すれば或る種の規定に従っていることを意味することが必然的結果となります。此のことは、スピノザが事物が生来持っている、存在し、自らを高めつづけようとする傾向を神を作出原因であると看做していることの証(あかし)です。コナトゥスの目的指向性は個体の本性に根ざす作出原因性から来たるものであり、個物が全くの自由要因により目的性を持つとは捉え難きものであることがスピノザの「目的論批判」なのです。



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最終更新日  2019年01月25日 06時06分23秒
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