Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年04月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解180(生と死9)
 プラトンの霊魂の解放はデカルトのコギト・エルゴ・ズムでは見えない世界、肉体に囚われた「我」を離れた世界に自らを置き、勧んで肉体と交わることがなく、寧ろ、生命系に組み込まれることにより、彷徨や、狂愚の振る舞いや、恐怖や、凶暴な情欲や、他の様々な人間悪から解放されて肉体を避けて自らの深奥を究めんがために練習する。此の練習こそが正しく哲学することに他ならず、真実に平然安寧に死すことの修養だとします。此のことは、シッダルタのヨーガ若しくは座禅修養による無我と哲学の修養による無我との方法論の東西世界の思考実践のとしては共通する面もあり興味津々たるものがあります。前者シッダルタの方法は肉体の束縛を離れ精神を解放し世界と共鳴する霊魂の囁きである永遠に耳澄ますものです。後者のプラトンの霊魂論では肉体を避け、哲学思考を以って自分自身へと沈思深潜し黙考集中することが、プラトンの言によれば自分自身に似た、此の文言(もんごん)には注目せざるを得ませんが、此れが後のキリスト教に与えた影響は我々の憶測の範囲を超えるでしょう。あの目に見えないもの、神的なもの、不死なるもの、賢いものの方へと立ち去(の)き、一度(ひとたび)そこに到達すれば、彷徨や、狂愚の振る舞いや、恐怖や、凶暴な情欲や、そのたの様々な人間悪から解放されて、幸福になるのではないか。そして、秘儀を受けた人々について言われているように、残りの時間を真実に神々と共に過ごすのではないか。」と問います。此れはまさに、仏教云う「寂滅(じやくめつ)」、釈迦の死を意味したところから,後になって「迷いの燃えさかる火を完全に消し,悟りに入った境地」ニルヴァーナ(Nirvana)を想起させます。



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最終更新日  2019年04月27日 06時13分45秒
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