Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年08月07日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-131
 量子重力理論の「相対性理論と量子理論」の理論相互の対立点の整合性はブラックホールの特異点の解消という結果を齎します。云わば、無限・瞬間の時間と無限・極点の空間を特異点ではなく、説明可能なものとしたところに特徴があります。特異点とは世界に有り得ない虚の世界と捉えれば、我々が存在する世界は虚世界に陥ることはありません。言い換えれば、宇宙の実体には「虚」が入り込む余地がないということです。宇宙、言い換えれば、我々人間の在する世界は在る種の目的論的法則に従って変異していることが想定されます。
 定理二六 ある作用をするように決定された物は神から必然的にそう決定されたのである。そして神から決定されない物は自己自身を作用するように決定することができない。
 証明 物がある作用をするように決定されていると言われるのは必然的に積極的なあるもののためである(それ自体で明らかなように、此の言葉が語るのは神の意思としての法則を指すものと解きます。)。したがって神は自己の本性の必然性からそうしたものの本質ならびに存在の起成原因である(定理二五 神は物の存在の起成原因であるばかりでなく、また物の本質の起成原因でもある。および定理一六 神の本性の必然性から無限に多くのものが無限に多くの仕方で(言いかえれば無限の知性によって把握されうるすべてのものが)生じなければならぬ。)により。これが第一の点であった。これからまたこの定理の第二の部分、神から決定されない物は自己自身を作用するように決定することができないがきわめて明瞭に帰結される。なぜなら、神から決定されない物が自己自身を決定しうるとしたら、この定理の第一の部分が誤りとなるであろう。しかしそれが不条理であることは我々の示した通りである。
 スピノザの神は定理二六のとおり、行き当りばったりの作用因ではなく全ての存在としてありと有らゆる作用因となり、起生因であり、唯一無二の存在因となります。



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最終更新日  2021年08月07日 06時10分05秒
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