Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2022年01月16日
XML
カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-292
 第三部 感情の起源および本性についての構成は、序言、定義、要請、定理、付録:感情の諸定義、感情の総括的定義となっており、第一部 神について、第二部 精神の本性および起源について共通の構成の「公理」なるものが存在しません。それだけに感情の起源および本性については、背景的には思想的な統一的な見解がなかったことを示す。若しくは意識的に公理を置き換えたのでしょうか。
 定義
 一 ある原因の結果がその原因だけで明瞭判然と知覚されうる場合、私はこの原因を妥当な[十全な]原因と称する。これに反して、ある原因の結果がその原因だけでは理解されえない場合、私はその原因を非妥当な[非十全な]原因あるいは部分的原因と呼ぶ。
 二 我々自らがその妥当な原因となっているようなある事が我々の内あるいは我々の外に起こる時、言いかえれば(前定義 妥当な[十全な]原因・非妥当な[非十全な]原因の定義により)我々の本性のみによって明瞭判然と理解されうるようなある事が我々の本性から我々の内あるいは我々の外に起こる時、私は我々が働きをなす「能動」と言う。これに反して、我々が単にその部分的原因であるにすぎないようなある事が我々の内に起こりあるいは我々の本性から起こる時、私は我々が働きを受ける「受動」と云う。
 三 感情とは我々の身体の活動能力を増大しあるいは減少し、促進しあるいは阻害する身体の変状「刺激状態」、また同時にそうした変状の観念であると解する。
 そこでもし我々がそうした変状のどれかの妥当な原因でありうるなら、その時私は感情を能動と解し、そうでない場合は受動と解する。
 我々は通常一般でには感情は外部からの刺激に反応して起こる即ち受動的と解しますが、スピノザは感情を能動と受動とに捉えて展開してみせます。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年01月16日 06時10分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[絶対存在論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: