Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年09月28日
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カテゴリ: 霊魂論
3. 人間における宗教性一Ich(自我)の神化への過程ー3
 主体性を持ち得た自我(Ich)は体(Leib)と心性・魂(Seele)の力を得て自分の目的を実現するようGeist(霊 ・精神)に働きかけることが出来得たときからGeist(霊 ・精神)の流入が始まる。その時点から自我(Ich)は其れ迄の感覚世界の法則の従属を減少させてGeist(霊 ・精神)世界の法則に従う。Geist(霊 ・精神)世界は生成と死滅、シュタイナーの云う鉱物の法則や生命の法則に関わらない、即ち、生殖と成長、滅亡の法則、生成と滅亡に関わらない法則の世界、西洋哲学においては認識上の真・倫理上の善・審美上の美として聖別されたヘラクレイトスが万物の生成を支配する永遠の理法とする世界、ストア学派が世界を合目的的に支配する原理として神と同一視した「ロゴス」の世界が自我(Ich)の中から直観としてGeistselbst (霊我 ・精神的自己)が顕われると述べています。霊我 (Geistselbst) は、自分の中にこの生殖と成長、滅亡の法則、生成と滅亡に関わらない法則と同じ真理を担っている。 しかも、その真理は自我(Ich) によって取り上げられ、自我 (Ich) の中に包み込まれている。自我 (Ich) によって、真理は個体化され、独立した人間本性になる。永遠の真理がこのように独立し、自我 (Ich) と結びついた一つの本性になることによって、自我(Ich) そのもの自身が霊我(Geistselbst) となって、永遠性を獲得する。霊我(Geistselbst) は自我 (Ich) の中での霊界の顕現であり、感覚的知覚は自我(Ich)の中での物質界 (diephysische Welt)の顕現である。赤、緑、明、暗、硬、軟、暖、冷の中に物体界 (diekorperliche Welt) の顕現が、 真・善・美の中に霊界 (geistigeWelt) の顕現を認識できる。物体界の顕現が感覚と呼ばれるのと同じ意味で、霊界の顕現は直観 (Intuition) と呼ばれる。此の直観 (Intuition)どんなに単純な思考内容もすでに直観を含んでいるとして東洋哲学を西洋に認識させた西田幾多郎が神とした人間の無意識において働く「統一的作用」であ「直感知」そのものです。



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最終更新日  2022年09月28日 06時10分11秒
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