Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2022年10月25日
XML
カテゴリ: 霊魂論
第2章 人間の本質(28節 10 - 11 )
10 アストラル体
 エーテル体をイメージするに当たっては「死」を考えたが、より高次の人間構成要素をイメージするには「眠り」を考える。… 見える部分だけを問題にすれば、あらゆる創造活動が行われるのは覚醒時である。しかし覚醒時の活動には消耗が伴うので、ある程度経過したら睡眠をとって力を再生する必要がある。その睡眠中には、思考や行動は止み、あらゆる苦楽も意識(*快夢・悪夢の意識行動が可能かどうかの論は別として)から消える。そして、目覚めと共に意識が蘇える。入眠に際し沈み込んだ意識と、覚醒に際し立ち上ってくる意識は同じである。意識を目覚めさせる超感覚的な構成要素は、アストラル体と呼ばれる。肉体形姿を維持するには鉱物的素材や諸力の他にエーテル体が必要であったが、エーテル体は意識を目覚めさせることはできない。エーテル体は肉体を植物状態に保つだけである。アストラル体の力ではじめて目覚める。睡眠中、アストラル体の作用は消えたように見える。しかし、超感覚的に観察すると、エーテル体から抜け出し、離れて存在している。感覚的観察ではアストラル体そのものは見えず、見えるのはその作用の結果であるが、睡眠中にはそれも消える。肉体は鉱物と共通で、エーテル体は植物と、アストラル体は動物と共通である。植物は常に睡眠状態にある。ただ、ここで言う意識の意味を正確に捉えていないと、植物にも意識があるという誤解もありうる。たとえば、刺激によって葉を閉じる反応は動物と似ているが、そうした植物を見て「植物には感覚がある」というのである。しかし、ここで言う意識とは、外的作用に反応することを言うのではなく、その反応に際して何らかの内的体験が伴うことを意味している。そうでなければ、鉄板が熱で膨張するのも意識の働きになってしまう。熱によってある存在が内部に痛みを感じるときにはじめて意識がある。と言える。
11 自我
 人間には超感覚的に認識される第四の構成要素がある。それは、人間以外の外界のいかなるものにも存在せず、それを持つがゆえに、人間は「万物の霊長」なのである。覚醒した人間では、アストラル体以外の構成要素も作用している。覚醒時の体験には、現れては消えるものだけでなく持続的なものもある。この持続的体験に着目すると、二つの構成要素の違いがはっきりする。あるいは、人間と動物の体験の違いを比較すれば、更にわかりやすいだろう。寒暖・快苦・周期的な空腹や渇きといった外界からの影響を、動物はかなり法則的に体験し、それによって自分を意識する。人間の営みはそれを超えて、欲望や願望までをも含む。注意深く観察すれば、動物の行動や感情を喚起する外的要因を明らかにし得(う)る。しかし、人間ではそうはいかない。その動因は欲望や願望であり、外界や身体的状況が原因ではない場合もある。超感覚的に見ると、そうした動因は人間の第四の構成要素である「自我」に端を発している。… アストラル体単体では、快と不快、空腹や渇きが現れる。しかしそれらは持続的ではない。その持続を体験する主(あるじ)が「自我」である。誤解を避けるためにさらに説明すると、内的諸体験が様々に移ろい流れていく中で、持続的なもの(*時間的観念の物理的・観念的解釈を参照)を感じ取るとき「自我感情」が目覚めるのである。空腹を例に考えてみよう。空腹の条件が整うと毎回その度に空腹の感情が現れ食卓に向う。これだけでは「自我感情はない。それには、空腹を感じて食卓につくだけでなく、以前の食事での喜びが快として持続しているときに「自我感情」があると言えるのである。つまり、現在の空腹体験に際しても、過去の食事の快体験を結びけられるときに自我感情が生じている。 つまりは、現在の空腹の体験に、食事に伴う過去の快体験が結びつくと、自我感情が生じる。… エーテル体の支持を失った肉体は崩壊し、アストラル体の照明を失ったエーテル体からは意識が消え、「自我」による過去との連続を失ったアストラル体は、すべての過去を忘却する。肉体にとっては死であり、エーテル体にとっては眠りであり、アストラル体にとっては忘却が対応する。エーテル体は生命、アストラル体は意識、自我は想起をそれぞれ担っている。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年10月25日 06時10分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[霊魂論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: