Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2022年11月06日
XML
カテゴリ: 霊魂論
第3章 眠りと死(31節/12)
12 肉体離脱後のエーテル体・アストラル体
 肉体を持つ間、外界はありのままの姿で意識に現れる。肉体離脱後、アストラル体は感覚器官を介した外界との結びつきから解放され、それ自身の体験を知覚できるようになるが、当面はエーテル体との結びつきのために、新しい体験はできない。アストラル体に残った過去の人生の記憶を、エーテル体が包括的で生き生きとした絵(タブロー・活人映し絵)に蘇らせる。生前の生活を眼前の一連の像として知覚することが、死後の最初の体験である。地上の「生(生身)」では、思い出すことができるのは、アストラル体が肉体と結びついた覚醒時だけであり、どれくらい思い出せるかは肉体によって決められていた。それでも、人生で受け取った印象は、すべて何ひとつ失われず魂内に残っている。もしも肉体器官が想起の道具として完全であれば、いつでもあらゆる経験を思い出せるはずである。その障害となっていた肉体は死と共になくなるし、エーテル体がしっかり結びついているので記憶も完全である。エーテル体は地上生において肉体と似たフォルムになっていて、そのエーテル体が肉体から離れれば離れるほど、記憶も消えていく。これは、しばらく後に起きる、アストラル体からのエーテル体離脱とも関連する。アストラル体は、エーテル体が肉体相応のフォルムを保っている間しかエーテル体と結びついていられない。… 地上の「生」においても、例外的にエーテル体が短時間、肉体から離れることがある。たとえば、身体の圧迫部位ではエーテル体の一部が肉体から離れることがあり、このとき人は「痺れ(しびれ)が切れた」と言う。その時の独特な感覚はエーテル体の分離が原因である。唯物論では、可視的なものにおける不可視的なものの顕現は否定するので、「痺れとは圧迫によって生じた物質的障害が原因である」と言うだろう。しかし、超感覚的観察では、実際に該当部のエーテル体が肉体から押し出される様子が見える。
 極度の恐怖の場合も、ごく短時間、身体の多くの部分でそうしたエーテル体の分離が生じることがある。たとえば溺れそうになったり、山で転落しそうになったりして、突然、死を身近に感じる場合である。そうした体験者が「その瞬間、全生涯が大きな記憶像(タブロー・映し絵)として現れる」というのは、超感覚的に見れば真実である。ここでは、神秘学を擁護するはずなど絶対にない否定派の人物の例を挙げる。神秘学などナンセンスと考える人びとからであっても、神秘学者は多くを学びうる。彼らの無理解に苛立つ必要はない。当然ながら、超感覚的観察の真実性を証明するために彼らの言葉を必要とすることはない。説明のために必要なだけではあるが。優れた犯罪人類学者で、他の科学分野でも多くの業績をあげているモーリッツ・ベネディクトの回想録である。彼は風呂場で溺れそうになったとき、自分の全生涯が一つの記憶像として見えたという体験を語っている。… 似たような状況に陥っても、別人では表現が違ったり、過去の想起ではない体験を語っていたりしても、ベネディクトの言葉と矛盾しているわけではない。肉体からのエーテル体の異常分離で生じる像は、必ずしも人生との関係を表現するわけではないからである。しかし正しく考えれば、ここでの論理的関係は明らかだろう。たとえば、溺れかかった人が別な体験をしたとしても、それは反証ではない。上述の体験には、エーテル体が肉体から分離し、しかもエーテル体がアストラル体と結合している必要があるからである。この点は重要であり、恐怖の際にエーテル体がアストラル体とも離れてしまうと、この体験は生じない。このときは、夢なき眠りと同様、完全に意識を喪失する。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年11月06日 06時10分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[霊魂論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: