Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月30日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
6 魂(Seele) - 2 意識魂
 人間はみずからの内に、神的なものを見出すことができる。なぜなら、人間のもっとも根源的な存在部分は、神的なものからとってこられたのだから。このように人間は、みずからの中の神的なものを通して、魂の第三分肢を獲得する。アストラル体を通して、外的な意識を獲得するように、自我というみずからの中の神的なものを通して、自分自身についての内的な意識を獲得する。それゆえ、神秘学は魂のこの第三分肢を「意識魂」と呼ぶ。そして神秘学の意味において、魂は感覚魂、悟性魂、意識魂の三分肢から成り立っている。同様に「身体」は 肉体、エーテル体、アストラル体の三分肢から成り立っている。 (P66,69-70,72)
心と体、または心さえ体から生み出される現象のようにとらえる仕方があたりまえのようになってしまっている現代では、「魂」という言葉は、どのようにとらえていいかわかりにくくなっているように見える。今や現代人にとって「魂」は新たに発見しなければらない類(たぐい)のものになっている。もちろんここで「魂」と使われているのは霊ー魂ー体という三分節からきている。現代においては、「魂」や「霊」という言葉は違和感を伴うらしく、抽象的にそれらを「こころ」「いのち」とかいう言葉に置き換えてなんとか辻褄を合わせ、それらを扱おうと試みることもあるようだけれど、そういう言葉の置き換えは、寧ろすべてを曖昧にさせてしまうことになる。
 それでは、「魂」とは何かということになるのだけれど、それをアストラル体との違いとしてとらえるならば、シュタイナーは「眼の前の対象を意識化するのは、アストラル体の働きである。しかしその意識を永続的なものにするのは、「魂」であるとしているが、人間の場合は、アストラル体とそれに結びついている「感覚魂」があり、それによって対象を意識するとともにそれを持続的なものとすることができる。また、「悟性魂」においては、対象を意識するその意識に働きかけることができ、さらに「意識魂」においては、対象へ依存している意識ではなく、
恐らくは、謂わば対象のない思考をも可能にするような、内的意識が可能になる。そのように「魂」ということをとらえる際には、その「感覚魂」「悟性魂」「意識魂」の三つの魂の働きについてとらえる必要がある。



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最終更新日  2022年12月30日 06時10分06秒
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