Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年01月28日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
20 土星紀2 熱状態「時間と意識」記;
 シュタイナーがいう持続と時間と、ベルクソンなどが定義する持続と時間とには相違が見られる。
 理学博士の東晃史の理論では、意識が時間を空間化するというが、この「時間と自己」という視点からすれば、意識そのもののもつ時間性、意識即時間によって現れる「空間」が異なっているともいえるだろう。以下、時間の感覚には4つの形態がある。「反復」、「円環」、「線分」、「直線」であるろ述べています。。
1:反復的な時間は、「可逆的」であり、かつ「質」としての時間であり、それは原始的共同体にみられる時間の感覚である。
2:円環的な時間は、「可逆的」であり、かつ「量」としての時間であり、それはヘレニズムにみられる時間の感覚である。
3:線分的な時間は、「不可逆的」であり、かつ「質」としての時間であり、それはヘブライズムにみられる時間の感覚である。 
4:直線的な時間は、「不可逆的」であり、かつ「量」としての時間であり、それは近代社会にみられる時間の感覚である。 
 更には「意識」は「生き物」である「時間」によってできているという。「意識」が「時間」を「空間」に変換するというのである。従来の物理学では、時間と空間は同等に扱えないものとしているが、それに対して、東論では、「意識」=「時間を空間に変える変換装置」、つまり、「意識」を「時間」の「空間」への変換の関数としている。

 人間は土星紀において昏睡意識(シュタイナーによれば鉱物の意識)を獲得したと述べているが、その意識の誕生が「時間」を発生させたということがいえる。即ち、意識の在りようによって、「時間」そのものが異なってくるということでもある。
 本川達雄著「ゾウの時間 ネズミの時間」(中公文庫)には、動物には動物のサイズによって変わるそれぞれの時計があるということが述べられているが、サイズよりも意識の違いというのが、決定的に時間の性質そのものの違いともなって顕われる。人間の時間、動物の時間、植物の時間、鉱物(*意識は度外視)の時間と大きくわけると、それぞれの時間には大きな違いがあることがわかる。



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最終更新日  2023年01月28日 06時10分07秒
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