Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年05月09日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学」シュタイナー思想の概念4:輪廻転生とカルマ
 人間は一つの体験にとどまるのではなく、数多くの体験を経て、成長してゆかねばならない。それぞれの時代の文化を地上で体験することによって全人への道が歩まれ得る。つまり、人間は輪廻転生を繰り返しつつ、それぞれの人の世で得た成果を霊界へ担ってゆく。そして、霊界で地上への働き掛けを行いつつ、次の人世を準備する
 シュタイナーによれば、死後、人間は次のような経過を辿る。
1:肉体死 自我、アストラル体、エーテル体が肉体から離れる。*眠りの場合は、自我とアストラル体が、エーテル体と肉体から離れて、魂的・霊的な宇宙空間へと上昇じてゆく。
2:二乃至三日から数日かけて、自分の送ってきた一生を、「像」の形で外から見る。この後に、記憶の担い手であるエーテル体はエーテル界のなかに消え去ってゆく。3:アストラル体と自我からなる存在として、魂界に移行する。自分の一生を、再度、死の瞬間からはじめて、逆に遡及して、誕生の瞬間へと体験してゆく。しかも、今度は、自分の送った一生を内側から体験してゆく。注目すべきは自分が誰からの魂に与えた痛みや喜びをその人の側から体験であり、この通過に要する時間は、睡眠に費やされた時間で地上での人の世の約3分の1である。
4:魂(アストラル体)を捨て去った人間は、一個の霊(自我)として霊界へ移行する 此処では輪廻転生の内容をさらに惑星領域の区分で詳細に叙述します。
「低次の魂界」
月界: ・死後、物資的な享楽、感覚的な喜びへの終着を消し去る。
「高次の魂界」

水星界: 地上における理想に向けての献身的な働き、知的興味からの学問研究、面白さを動機とした芸術活動等の浄化。
太陽界:魂は、物質界への執着をすべて払い落し、魂界のなかに解消する。
「霊界の大陸」
火星界:鉱物の原像が陰画の形で広がっている。かつて自分のものであった肉体が、物質一般と何ら別のものではないことを知る。死者は地上で身近だった人々に再会することになる。
「霊界の大洋」
木星界:生命が淡紅色に流れている。地上で、宗教を通して仰ぎ見ていた調和を体験に加えて、地上で同じ信条によって結び付いていた人々と再会する。
「霊界の大気」
土星界:人間が抱く感情が天候として現われる。この領域に生きているのは没我的献身の力であり、この領域では献身という能力を獲得する。
「霊界の思考領域」
黄道12宮界:創造の力が生きている。科学、学問、芸術等の霊感はこの領域で獲得される。
以上、これらの領域を通って、死者はさらに高次の霊界へと上昇していく。

 人間が外界からなんらかの印象を受け取ると、その印象は人間の内面にとどまり、なんらかのきっかけがあると、思い出として意識に戻ってくるように、人間が外界に体してなした行為は外界にとどまり、機が熟すると、その行為が自分に戻ってくる。この法則をカルマの法則という。カルマの法則という因果率を観察すると、現在現われている結果の原因は多くの場合は前生にある。また、現在の行為の結果は多く来世で現われる。外的な経験が次の人生でアストラル体を形成する。アストラル体が有した快や苦は次の人生においてエーテル体に表現される。エーテル体の傾向は、次の人生において、肉体の健康あるいは病気として現われる。肉体の行為は、次の人生で、外的な運命としてその人に帰ってくる。カルマの法則を知ることによって、現在の人生を解明できる。同時に、ある人生における自分の行為の結果が次の人生に現われるのだから、現在の自分の行為を通して、来世の自分の人生を形成してゆくことができる。つまり、現世は、前世の結果としてあると同時に、来世の原因としてある。カルマという考え方は、宿命論的なものではなく、未来に向かっての創造的な人生の力となるのである。人生の謎、人間関係の不思議、世界史の秘密がカルマと輪廻転生の観点から解明できるとするのが「カルマの法則、要するにするに「因果応報(業)」である。



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最終更新日  2023年05月09日 06時10分06秒
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