Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年10月11日
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カテゴリ: 霊魂論
「キリスト存在について」Ⅵ
デュッセルドルフ 1909年4月18日夜
 「抵抗命令を受けた」運動霊にとっては、発達の過程は仲間の運動霊のそれとは非常に異なったものになりました。彼らの活動の影響が非常に異なったものになったことで、「月」の発達過程において、これらの運動霊たちは私たちが「天使」と呼ぶ存在たちの誘惑者となりました。「月」の進化段階において、「天使」たちは人間の段階を通過していました。発達過程における障害の影響を目撃した「天使人間」が「月」の上にいたのです。彼らは自らに次のように言いました。「我々は今これらの障害に立ち向かっていくことができる。「月」進化の流れの中に飛び込むことができる。しかし、我々はそれを差し控えたい。その中に飛び込むのではなく、善き神々と共に上方に留まることを選ぶ」と。これらの天使存在たちは、下方で月の段階が進展する間、その発達の中に障害をもたらした運動霊たちから自らを引き離しました。ところが月の上には、「私たちは彼らには追従しない。何故なら、もし、そうしたとすれば、発達の形式は元に戻り、何も新しいことは起こらないだろうから」と自らに言う別の天使人間たちがいましたから。確かに、月の発達段階以降、何らかの新しいことが導入されたのは、正に障害が存在していたからなのです。次のように云う存在たちがいました。「私たちは下の方で起こっていることに何も関わりたくはない。私たちは劣った者たちとの交流を望まない運動霊たちとともに留まる」と。これらの存在たちは、古い月の発達が続いている間、月の塊から離れて、太陽の中で生じていた汎ゆることがらに追従する者たちとなりました。彼らは、障害が存在するために放り出されていた月の上で生じていた事柄に関わることを望まなかったのです。しかし、中に飛び込んだその他の者たちは、月の上に発達上の障害が存在していたために、彼らが受け取ることになった汎ゆるものを彼らの肉体的な本性の中に取り込まなければなりませんでした。彼らは、もし、そうでなかったとしたら、そうなっていたであろうよりも、もっと自らを硬化させなければならなかったのです。彼らの肉体的な鞘はより濃密なものになり、運動霊による行いの結果をその体の中に担うことになりました。とはいえ、運動霊あるいはデュナミスの行為は神的な宇宙計画の中に確実に基礎づけられたものであったということは覚えておかなければなりません。これらの事柄すべてはさらに次のような結果を齎します。月の進化が地球の進化へと移行したとき、その過程全体がある意味で繰り返されました。月進化の潮流のただ中に自らを投げ入れたあの存在たちは、それと関わりを持とうとしない存在たちに遅れを取ることになりました。また別の存在たちはさらに遅れをとることになったのですが、それは彼らが「退行する進化」に魅了されたからです。ですから、これらのことが起こった結果、地球進化の期間は二種類の天使人間が存在することになりました。先行していた天使人間たちと、後に取り残された天使人間たちです。先行する天使人間たちはレムリア期になると人間への働きかけを開始したのですが、それは人類が人間自我の種子を受け取ることができるまでに成熟していたからです。彼らは人類にいわば選択肢を提示したのですが、それは、月の発達段階以来、宇宙進化の過程に紛れ込んでいたものとはもはや関わりを持たず、精神的な世界に直ちに上昇するというものでした。私たちがルシファー的な存在と呼ぶところの、後に取り残されていた存在たちは、自我にまで至らない人間のアストラル体への働きかけ、「天上の戦い」を開始するとともに、その結果を人間のアストラル体の中に注入しました。運動霊たちが反抗命令を受けて「天上の戦い」に参加し、「障害の神」となったことから、その行為の結果が人間のアストラル体の中に侵入したのですが、そこではそれは別のより重要な意義を持つことになりました。と申しますのも、そこでの結果は、過ちと悪の可能性に相当しているからです。こうして人間は間違いを犯す可能性と悪の可能性を与えられたのですが、それと同時に、自分の力で間違いと悪を乗り越えて上昇する能力をも受け取ったのです。第二ヒエラルキアに属する運動霊やデュナミスのような存在(可能態)にとっては自ら悪となる可能性は全くなかったのです。彼らは反逆するように命令されたのだということを考えてみてください。ただ第三ヒエラルキアに属する存在、つまり、人間に最も近い天使だけが、妨害的な運動霊につき従うことも、あるいはつき従わないこともでき得たのです。屈服しなかったものたちは天上で戦い取られた勝利を描く絵の中に表現されています。それらは人間がアストラル体への受肉、つまり動物人間の段階にまで進んでいた月の進化段階の間に生じることになったものを表現していると考えられます。純粋なままに留まった天使存在たちは、いわば月進化の過程から自らを引き離し、下方の月上で起こっていることを免れたのです。



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最終更新日  2023年10月13日 10時15分32秒
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