Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年12月20日
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カテゴリ: 霊魂論



第1講 ドルナハ  1916年10月8日-XLIV+XLV+XLVI
第44*45*46  ジオット派-教会の統治(44・45・46ドミニ・カーネス/Domini canes)-3
皆さんがこの「教会の統治部分:左下の一群」をご覧になるとき、とりわけ、以降はこういうことに注意してくださるようお願いします、この絵においては根本思想が唯一のしかたで表現されています、背景には力強い教会の建物、それから絵に顯れてくるのは、教会の高位聖職者たちから発して、民の世界へと降り注いでゆく威力です。これらの絵に見られる顔の表現を直視してごらんになれば、地上に放射していく教会統治というこの大いなる理念に、芸術的なものが仕えていることを、いたるところで発見なさるでしょう。「教会の統治部分:右側なかほどの一群」についても、どの顔もひとつひとつ研究してみることができますが、そうすると、ひとつの中心から放射するように、教会の統治から発して地球の魂のすべてを貫いていくというこの衝動に人間が参加している様子が顔の表情に見事に示されているのがわかるでしょう。その顔貌からうかがえるのは、この教会の統治という思想に貫かれたひとりの芸術家が全体を作り上げたこと、そしてその芸術家は、教会の統治が面差し(Antlitz)へともたらすものを表現する術(すべ)を心得ていたということです。つまり私たちは教会の支配というものが、それぞれの面差しからも放射しているのを見るのです。--中略--このことをまったく特別なことと見ていただくようお願いします、なぜなら、私たちはのちほど、構成的な能力、これがこのような思想から発して、秩序のなかでそして秩序と表現との調和のなかでここでこれほど見事に表現されているにも関わらず、これがのちにまったく別のものに移行するために、これと同じものはそこではまったく表現されない絵画を見ていくからです。のちに、同じ構成の方向に道を見出していく人々は、構成の基本衝動は維持しているのですが、これからみなさんがごらんになりますように、まったく別の要素が登場してきます。(45,46部分画)下の方に犬が見えますね、これが有名な「神の犬(ドミニ・カーネス/Domini canes)」です。ドミニコ会士たちはその活動との関連で「神の犬」と呼ばれたのです。フラ・アンジェリコ(Fra Angelico)も数多くの絵画に「神の犬」を描きました。

第44*45*46:ジオット派-教会の統治(Domini canes)



第44*45*46:ジオット教会の統治(Domini canes45部分画)




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最終更新日  2023年12月21日 05時23分33秒
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