Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年12月25日
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カテゴリ: 霊魂論
内的霊的衝動の写しとしての美術史
第1講 ドルナハ  1916年10月8日-LI
第51  ジオット派フィリッピーノ・リッピ-聖ベルナルドのヴィジョン
 ここではもう絵全体を貫いて放射する全体性は感じられないかもしれませんが、反面、まさにこのフィリッピーノ・リッピにおいては驚くべきしかたで顔貌が表現されているのをご覧になるでしょう、中心人
物そのひとつを取り上げても、ヴィジョン的なものとして描かれ、脇役においてすらも、至る処で人間的なものが前面に出てくるに気付かされます。私たちは、私たちが拠り所とした潮流から、徹底して現実的なもののなかに入り込んでいって、そのような事物をこのようにすばらしい内的な完成へと導くひとつの潮流が発するのを見るのです、ちょうどこのようなヴィジョン(展望・構想・空間・洞察etc)を感じるベルナルドそのひとのように。フィリッピーノ・リッピは、カルメル会修道士であったフラ・フィリッポ・リッピと尼僧ルクレツィア・ブーティの間に生まれた画家です。父と同じフィレンツェ派の画家として活動しました。1496年にサンドロ・ボッティチェッリの弟子として、聖ドナートの修道士のために「ベルナルドの間で膝まづいている聖母子像」を描いています。また、1501年には「聖カタリナの結婚」を描いています。聖ベルナルドゥスはブルゴーニュの貴族出身の聖人ベルナルドゥスは母と死別した23歳でシトー会に入信し修道に専念した後、クレルヴォー(明朗の谷)と名を改めた渓谷に修道院を建て、宗教や神学において多大な影響を与えたほか第2回十字軍の結成に協力し、実現させた当事者とされ「聖母を幻視する聖ベルナルドゥス」ではどこか陰鬱で不安定を感じさせる天使の表情。このフィリッピーノ・リッピ独自の世界観の兆候も示されていることは、本作において最も魅力的な部分でもある。また画面右下には寄進者であるフランチェスコ・デル・プリエーゼが描かれている。

第51:ジオット派フィリッピーノ・リッピ-聖ベルナルドのヴィジョン



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最終更新日  2023年12月25日 07時46分40秒
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