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2012年03月11日
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『神と仏の出逢う国』(鎌田東二、角川選書)を読んでいる。

年がいったせいか、神仏のことも知りたいという思いが強くなっていく。

そもそも「かみ」とは何か? 分かってはいなかった。

≪それは、「様様(さまさま)」である。最上級の敬意の表現である≫

と著者は述べ、天照大神(アマテラスオオミカミ)などの諸神を例にあげる。

≪「神=かみ」とは神性・神威・霊性・霊威・霊格を総称し包括する「神聖フォルダ」であり、「神聖カテゴリー」であるといえる。本居宣長は『古事記伝』において「かみ」を「世の常ならず、すぐれたる徳のありてかしこきもの」と「かみ」を定義したが、そこでは、偉大なるものは、どんなものでも「神=かみ」になる可能性がある。別の言い方をすれば、どのようなものでも畏怖や敬意をもって祀ることにより「神=かみ」となるのである≫(同著)

日本神道をよく知る人にとっては当然の感覚かもしれないけれど、

どちらかというと、若い時“西洋かぶれ”した僕にとっては新鮮な感覚。

西洋の一神教の神の概念となんとちがうことか。

次の章では、神と仏の違いを、著者は端的に以下のように表現している。


かみは「在るモノ」 
ほとけは「成る者」(修行して悟りを開いて。)

◆指向性
 かみは「来るモノ」(人間の祈りや祭りに感応して)
ほとけは「往く者」(俗世界から涅槃へ)

◆姿態
 かみは「立つモノ」(諏訪の御柱、伊勢神宮の心の御柱)
 ほとけは「座るもの」

冒頭、神仏習合の前に、神神習合があったとの記述も僕には新鮮だった。


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最終更新日  2012年03月11日 15時46分54秒
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