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May 31, 2003
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カテゴリ: ミステリ(海外)
レジナルド・ヒル
ハヤカワポケットミステリ1585
☆☆☆☆☆
 ダルジール警視シリーズ邦訳第9作目。英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。
 92年初版。この頃、日本ではまだ「フーリガン」という単語が一般化していなかったのか、この言葉は使われていないが、作中行われているのは、まさにフーリガンの取り締まり。それに、中世の聖史劇の復活が計画され、ダルジール警視は、悪酔い中に殺人を目撃する。そして、前作で骨折したらしいパスコー警部が主任警部に昇格して復帰する。

 一番笑ったのは、ダルジールが悪酔いの原因を思い起こしている時に列挙するアルコールと食べ物。6パイントのビタービールに6杯のダブルのウィスキーに、「トードインザホール」(衣を付けて焼いたソーセージか牛肉)「スポッテッドディック」(干し葡萄入りプディング)、ボジョレワイン、たまねぎの酢漬け…などなど。こんなもん食ってりゃ、悪酔いするでしょうとも!!!。ダルジールは原因をフランス製のミネラルウォーターにしているが(^◇^;)。曰く「あの国の水は処理済の水でさえ健康な馬がくたばりかねない」私、愛飲してるけど(^_^;)。

 しかし、ストーリーテリングはさすが(^_^)。上記に加え、ダルジールのもとには、自殺予告の手紙、つまり遺書が送りつけられる。これらの事件すべてが、ラストで一つに収束する。
 それはいいが、その遺書の差出人の捜査を人のいい、パスコーにやらせるし…(^_^;)。そして、パスコーは「黒い貴婦人」なんて名付けている(^_^;)。まして、聖史劇ではダルジールが神の役だしねえ…。これが英国流のアイロニーらしい(^_^;)。

 その「神」ダルジールは眼鏡を掛けて劇の台本を見ているものだから「近眼の神」なんていわれているが、これ、老眼鏡ぢゃないんかねえ?(^_^;)。なんか年齢からしてそんな気がするんだが…(^_^;)。また、その聖三位一体の残り「ハンサムな主任警部」パスコーと「醜男の部長刑事」ウィールド。 今回のウィールド
 この「聖三位一体」かな~りツボである(^_^)。





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Last updated  April 17, 2005 07:04:10 PM
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