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September 7, 2005
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カテゴリ: 一応児童書の範疇
西澤保彦
講談社ミステリーランド 四六変形上製 継表紙 本文小口コーナーカット
ケース入。
☆☆☆☆☆
 こっちは面白かった。眠ると猫のジェニイと同化してしまう小学生が、身近で起こった事件の調査に乗り出す。この猫に協力するのはテレパシー(?)で会話のできるセントバーナード犬ピーター。この犬猫の名前はポール・ギャリコの小説から取ったそうな。

以下の感想では本文に触れています。ネタバレにならないようには気をつけています。また特にネタバレしそうな箇所は文字色を変えてあります。が、勘のいい方は気付かれると思いますので、予めご了承願います。ネタバレ分かりそうという方はお読みなさらないことをオススメします。

 面白かったとはいえ、ちょっと陰惨な場面もある。教育上悪いところまではいかないが、日本の児童文学だとここまで書くのは珍しい部類に入るかもしれない。 しかもラストも安直「めでたしめでたし」な終り方ではない。 だが、最後までハラハラしながら読める。登場人物の名前が難読が多く、総ルビの本でよかった。一度や二度ぢゃ読み方が覚えられん(自爆)。おませで頭のいい(オトナの文庫本を読みこなす)小学校6年生の主人公と親同士の再婚で姉になった外面は良いが、家では無愛想という大学生の義理の姉のやりとりが楽しい。また、一人一人の登場人物も個性が際立っていて面白く読める。





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Last updated  September 9, 2005 12:33:21 AM
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