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February 1, 2006
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カテゴリ: ミステリ(日本)
QED~ventus~鎌倉の闇(くらやみ)

講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 この本を持って鎌倉に行ったら、因縁話だらけで私好みで楽しい旅行になりそうだ…と思ってしまった(苦笑)。観光知識もナシに行ったことがあるだけなので、いつか実行しよう。ってことは、この本、暫く処分できないか…。

 源氏三代に対する感想と鎌倉という土地柄に関する感想がこの本の解釈を読んで随分変わった。登場人物たちは4人揃って相変わらずで、どうも姉妹二人の描写が私はあまり気に入らない。でも、こういう歴史解釈ミステリはどーしてもやめられないくらい好きなのだ。次回は岡山と丁寧に本文中で予告してくれているし、きっと次回作も遠からず読むことだろう。

それにしても、傀儡にされた挙句、子孫ともども暗殺されても怨霊にすらなれなかった源頼朝という書き方を著者はされていたが、よく考えてみたら、怨霊になったのは皆、貴族・皇族ばかりだ。いくら源氏の出とはいえ、武士階級だから、と怨霊になる「人間」扱いはされていなかったのだろうか…{{{>_<}}}。どーも都の貴族達って、その共同体の外にいた庶民の視線からみると、プライド高い、差別意識強い、迷信深い、日和見主義…とロクでもない連中だったんだろうか、という気分になってくる。





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Last updated  February 2, 2006 01:10:47 AM
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