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February 7, 2008
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図解入門よくわかる最新レアメタルの基本と仕組み
田中和明 
秀和システム A5並製
☆☆☆☆☆
 昔、高校時代に共通一次対応(トシがバレるな…)で文系化学を選択したくらいじゃ追いつかないほど、内容に難しいところがある。つか、精錬の過程や使用法のあたりなんて、大学専門課程の教科書レベルぢゃないのか?
 とはいえ、レアメタルを知るのに、手軽に入手できて詳しい説明が得られるということでは、一番ではないだろうか。他に詳しい本はあるらしいが、一般教養で読む程度ではお値段が高いと思った。元々手に取ったきっかけは、自宅にあるナイオビアム(ニオブ)のピアスについて知りたいことがあったからだ。そして、チタンやタングステンの指輪についても、雑学程度の知識でいいので知りたかったからだ。読んでいる途中にとあるテレビ番組で「エコカーが増えればプラチナが値上がりする」というのを聞いて、膝を打つことができた。これもこの本を読めば分かるし、最近再評価されている、(私も衝動買いした)ハクキンカイロもこれに関わりがある。更に宝石やパワーストーンも好きだが、この本で一部の宝石とレアメタルが密接な関係にあることまで分かった。更に、最近我々が日常的に使う携帯電話、知的財産権で話題になった青色ダイオードと他の発光ダイオード、本当にレアメタルは我々の日常生活になくてはならない金属になっている。そういう意味では、どこが「レア」なんだろう、という気分だ。が、精錬の難しさ、産出地の偏在などなど、やはり「レア」な金属ではあるのだが。
 ということで、私のタングステンの指輪も元を質せばおそらく、昨今話題の「中国製」なのである。タングステンは非常に産出地が偏在しており、中国がその主産地だそうだ。

 難しいことは難しかったが、各金属の元素周期表を使っての説明から使用目的や精錬法、更にレアメタルに対する国の取り組みや未来への展望に至るまで、非常に多岐にわたる説明と内容で面白かった。実は図書館で借り、二週間の期限を更に二週間延ばしてもらって読み終わった。しかし、結局購入を考えている。今までずっと漠然と興味のあったレアメタルに具体的かつ体系的な解説を得られ、読んでよかったと思っている。





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Last updated  February 8, 2008 01:48:37 AM
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