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June 29, 2008
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 海外の小説

星を見つけた三匹の猫
ヨルク・リッター
白水Uブックス 新書判並製
☆☆☆☆
 三匹の野良猫の冒険譚。ストーリーの前半は宿敵の悪者ネズミとの対決。そして、後半はそのストーリーと並行して語られていた、銀色の毛にサファイアの瞳を持つ美人猫のもとへと三銃士よろしく冒険するストーリー。さらにそこに銀色ふくろうの語る美人猫の過去話も盛り込まれる。が、私はこの美人猫の話がイマイチ…。が、美人猫がちび星だった時、一緒にいた大熊座(北斗七星のこと)はいいな。つまり、一緒にいたちび星はアルコルのことだ。最初は北極星のことかと思ったが、どーもアルコル(某アニメの死兆星のこと…)のようだ。
 この話、猫好きの人にはいいのかもしれないが、動物好きであって猫が特別好きなわけではない私にはちょっと今ひとつかも。犬好きは自認しているが、犬の扱いもイマイチだったし。悪者ネズミとの対決編から、美人猫のもとに行くまでは面白かったのだが、この美人猫のスイーツ(笑)ぶりにイラついてきたので、ちょっと楽しめなかった。
 また、ちょっと情けないが、白水Uブックスという、比較的薄めの新書(だが、字は小さかった)の割に、登場人物の数が多く、ストーリーも結構めまぐるしく交代するので、特に前半にその傾向が強いため、何となく読んでいてもせわしなかった。
 とはいえ、猫好きの人にはいいと思う。原作は、おそらくドイツの(大人向きではない)ジュヴナイル小説ではないかと思う。





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Last updated  June 30, 2008 02:05:51 AM
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