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August 3, 2008
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カテゴリ: ミステリ(日本)

冥い天使のための音楽
倉阪鬼一郎
原書房 四六上製
☆☆☆☆
 クラシック音楽、音大を舞台にした…一応ミステリなのかなぁ…?
 まあ、確かにミステリだよなぁ…。が、余りにも感覚的な文章、散文詩のようでもあるが、何が何だか分からない耽美な文章がかなりの部分を占めて、それが著者の狙いなのかもしれないが、読者をミスリードしていく。
 ネタはクラシック音楽だし、音大だし…と思ったが、一部読者に不親切じゃないかなーとも思える場所もある。一から十まで論理明解であって欲しいとは(どっちみち私のアタマがついていけないし)思っていないが、この作品はちょっと私の許容範囲を超えている。そして、最後まで主人公に近い役割のヴィオラ奏者の女の子と他の弦楽カルテットのメンバーがアホ過ぎるような気もするのだが…。大学生だと思うとそんなものかな。
 文字数はさほど多くない版面なのだが、抽象的な文章が多いし、少々中断したので結構読み終わるまでに時間がかかってしまった。





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Last updated  August 4, 2008 10:21:03 AM
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