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December 15, 2008
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2008年12月発売文庫新・特捜司法官S-A(7)
麻城ゆう (挿画:道原かつみ)
新書館 ウィングス文庫
☆☆☆☆☆
 23世紀を舞台にした小説。この巻は話の内容が重苦しい。でも、次への布石なので、次巻でのカタルシスを待とう。ストーリーが主人公の秋津秀とその付き人セドナを中心に展開するので、秋津と特捜司法官との舌戦がなかったのが寂しかったのだ。ただ、17歳にして大企業の社長を務めるHNベジコウモリとのやり取りがあったのでよかった。
 ただ、この小説読んでいて思ったのだが、確かに特捜司法官もヒーロー・ヒロインではあるのだが、秋津も20年近くにわたって、看板番組の主演俳優ということで、やっぱり水際立った存在。私は思わず隣国のヨン様を思い浮かべてしまった。普段は地味だが、まさしくあのくらいのカリスマ性を持った俳優として描かれている。そして読んでいて面白いのが、現代の携帯電話などを未来風の機能を付加して描いていること。ちょっとドラえもんが四次元ポケットから取り出す道具を思い浮かべてしまった。
 このシリーズでは今の人類に対して新人類が生まれつつある、という世界が舞台。これを人造人間である特捜司法官がどうやって収拾していくのだろうか。





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Last updated  December 16, 2008 12:43:13 AM
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