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December 15, 2008
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遊仙譜
南條竹則 (装丁・挿画)南伸坊
☆☆☆☆☆
 南伸坊さんの装丁と挿画につられて図書館で借りた。中国神話の人物と時々ギリシャ神話の人物や釈迦が顔を出す。だが、この本で八仙というのを知った。
 何仙姑という美人で大酒のみの仙女をヒロインにした中国神話ドタバタ喜劇、ギリシャ神話と釈迦がゲスト出演、といったところだろうか。この何仙姑が昔フラれた男にそっくりな男と出会い、彼とともに暮らすために難しい術に挑み、その一方で西王母をからかったせいで、その逆鱗に触れた呂洞賓が何仙姑になりすますが、バレて紆余曲折を経て女装してギリシャの死者の島に赴く、というサイドストーリー。
 そもそもこの二人がそんなことをしたのは、得体の知れない丹薬、換骨奪胎を作る太上老君がそれを作るための材料を取りに行かせるのと引き換えに呂洞賓には西王母へのとりなしを、何仙姑には惚れた男を仙人にするため(この男に仙骨=素質がないのでと~っても難しい)の薬を授ける、という難題をふっかけたためだ。そこに天界の西王母や王昭君、その他色々出てきているのだが、中国神話に詳しくないので、オリジナル設定は良く分からないかった。だが、その辺りに詳しくなくてもとても楽しかった。文体も常体ではなく敬体で書かれている。それもどこかすっとぼけた昔話風で、挿画の雰囲気ともあっている。





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Last updated  December 16, 2008 01:03:50 AM
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