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May 24, 2009
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カテゴリ: 一応児童書の範疇

妖怪アパートの幽雅な日常(10)
香月日輪
講談社 四六判並製
☆☆☆☆☆
 結局旅行には行かずホテルをキャンセルし、このシリーズ全10巻を一気読みしたような感じだ。この巻は近所の書店で購入したのだが、やっぱり児童書のコーナーにあり、店員さんに棚を探してもらうのが恥ずかしかったこと…。
 この巻でこのシリーズは完結する。個人的にはこの内容、10巻に収めるには多いような気がするなー。11巻に引き伸ばした方があっけない終わり方にならなかったような気がする。あと、正直、千晶先生のその後にページを割きすぎじゃないかなぁ。この分量割くなら11巻まで引き伸ばした方がいい。私はもっと長谷家のドロドロを読みたかった。まあ、実は神懸かった天才的歌手なんて、いっちばん萌えるネタではあるけれど。
 あっけらかんとした、これ以上はないハッピーエンドも珍しいと思う。 やっぱ「裏」バージョンが読みたいなぁ。「萌え~」連発しているどこからどー見ても立派な腐女子、田代サン(彼女はあと何年かしたら、この言動が黒歴史になるぞ~。経験者が言うんだから間違いない)の、6巻に出てきた主人公夕士と千晶先生に対する見解に私は思いっきり同意しているのだ。
 ただ、ところどころ児童書にはまずいんじゃないかという記述(高校生がオンや同人活動で18禁書いて売ってたって記述、ちょっとまずいだろ…)があるし、やっぱり小説の「挿絵画家」であって「絵師」というのは某業界のスラングだぞ。こっちじゃなくて、ホワイトハートかなんかなら構わないだろうけど。編集さんが直すべきところだと思うが、違うんだろうか?
 こう批判してしまうが、やっぱり夢中になって読んだことには変わらない。ここのところ陰惨な小説ばかり読んでいたせいもあるだろうが、楽しく読めて元気が出てよかった。





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Last updated  May 24, 2009 09:14:09 PM
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