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May 22, 2009
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カテゴリ: 一応児童書の範疇


講談社 四六並製
☆☆☆☆☆
 6巻~9巻の四冊も一気読み。図書館で借りたのだが、棚は一般書籍でもヤングアダルトのコーナーでもなく、児童室にあったもんだから、司書さんに持ってきてもらうのがちょっと恥ずかしかった…。
 主人公の高校2年生の新年から3年生の文化祭終了まで。結局、主人公の夕士はお堅い公務員か会社員になると言っていたが、住んでいる妖怪アパートの環境も手伝って民俗学の勉強をモラトリアムでやってみたいと大学進学を決意する。
 しかし、ストーリーはフツーじゃない高校生のフツーじゃない日常、である。大体、彼の担任、この職歴、交友範囲はないよ、いくらなんでも。まあ、面白いからいいけど。また結構BL風味が効いている。そうだと私みたいな読者も寄ってくるからな。この6巻~9巻では、妖怪アパートの日常よりも、フツーのようでフツーじゃなくて、フツーじゃないのにフツーな高校生、夕士の高校生活の方がメインのような印象。なにより、担任の千晶との絡みが多いが、結構好きだ。結構トシは離れているようだが。個人的には龍さんと骨董屋さんにも出てきて欲しかったけど。
 登場人物たちの会話が楽しくて笑える。多少自分の高校時代を思い出さなくもなかったが、私の高校時代はほとんど吹奏楽部で終わったからな…。文化祭の記述なんか読みながら、私はクラスの行事には参加せず、吹奏楽部だったなあ…とか思っていたし。だが、ストーリー全体として、「こうだったらいいのにな」という楽しい高校生活を追体験した気分だ。
 しかし、意味深な電話がかかってきて、それで終わりというのは、先が気になるなぁ…。多分、すぐに10巻を読み始めることになると思う。というか長谷のパパ出てこないかな。クリを溺愛する息子を見たら父親は大笑いするんじゃないだろうか、と夕士は思っていたが、個人的には、息子といい勝負でメロメロになって、争奪戦をやるんじゃないかと思う。あとは、やっぱり千晶先生の周囲は隠微だなあ…。あと、修道女のような青木先生にももっと活躍して欲しかったところだが、最終巻ではどうなるのだろう?





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Last updated  May 24, 2009 09:17:02 PM
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