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June 21, 2009
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カテゴリ: ミステリ(日本)

特殊防諜班標的反撃
今野敏
講談社文庫
☆☆☆☆☆
 第三作目。文庫化されているのはここまでだが、図書館を探してみたら、全巻所蔵しているところがあったので、次からは借りようかな。
 今回は、ユダヤ10氏族の血を引き、特殊能力を持つ女子高生芳賀恵理が中年男からのセクハラその他で一時戦意喪失する。実直…というより殆ど「融通の利かない筋肉」な真田は心配するやら戸惑うやらで読んでいて面白かったが、彼の上司、早乙女のつめた~い対応も笑ってしまった。このおっさん、(42歳という設定)もしかして女に恨みでもあるとか、離婚歴があるとか想像を逞しくしてしまった。真田みたいな兄や父親はいいが、早乙女みたいなのは、女にもうざがられるだろうなぁ…。ちなみにおばさん視点だと、セクハラ。の一言で終わり。そして、女子高生が失恋をしたからって、そんなもん一晩寝りゃ忘れるだろうと思うのもおばさん視点。
 その女子高生に目的を絞って(つまり色仕掛けという)メンタルな攻撃を仕掛けてくる一匹狼の経済フィクサーというかブローカー、今でいうM&Aの裏のプロフェッショナルがソ連のエージェントでもあるコワルスキー。この男も経済の専門家でありながら腕っ節も強い。ソ連解体後、こういう男がマフィアになったような気がする。この男も次作以降出てくるんだろうか?





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Last updated  June 21, 2009 12:43:37 PM
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