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January 29, 2010
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 日本の小説

特殊防諜班諜報潜入
今野敏
講談社文庫
☆☆☆☆☆
 シリーズ第五作目。ある日、芳賀恵理に連れられて格闘技を観に行く。その格闘技の主催はシリーズ第一作で教祖を殺された新興宗教の宗主だというが、彼らの知っている名前ではなかった。そして、その男は日本の先住民族「山の民」の独特の武術を使う。当初、真田はこの男が同胞ではないかと期待するのだが…。
 今回は山の民の武術シーンが多くて結構楽しかった。が、芳賀恵理が女子高生で化粧栄えするっていうのはね…。真田と二人で仲良くドジ踏んでるし。だが、中東情勢で爆忙中なのに、自分の仕事であるナチスの残党である新人類委員会と戦うため、真田のために労を惜しまないザミルと真田と気の滅入るような漫才を繰り広げる早乙女のやりとりがいい。真田が失踪して本人曰く、慌ててザミルに直接電話をかけ、(携帯電話が普及する前の時代の話なのだ)自分の動転ぶりを強調するあたりが笑えた。この早乙女妙に真田にグチをこぼすのだが、このときはザミルにこぼしたかったらしい…。毎回、真田が任務に入ると何かコードネームを決めるのだが、今回は真田に「部屋に来るなら「シャンパンと花束くらい持って来い」と言われたので「シャンパンに花束」。前回は徹夜だ朝食もまだだと愚痴りついでの「ブレックファースト」…あんまりネーミングセンスはよろしくないようだ。こーゆー人があと2・3年(早乙女は43歳設定だ)くらいでオヤジギャグを飛ばし始めて、周囲の顰蹙を買うようになるのだろうか?
 まあ、いいけど。続編、早く出ないかな。





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Last updated  January 29, 2010 07:24:58 PM
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