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June 30, 2010
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カテゴリ: ミステリ(日本)
耳なし芳一からの手紙

角川文庫
☆☆☆☆☆
 タイトルからも分かる通り、下関が舞台の浅見光彦シリーズ。カドカワノベルズ初版が平成2年。実は、この作中の漫画家志望の若い女性というのが、私が東西冷戦時代だった25年くらい前からファンをしている漫画家さんだいう噂を聞いて、ずっと読んでみたかったのだ。ウィキで確認してみたが、モデルについては多分間違いないと思う。浅見はよく寄稿している「旅と歴史」の編集長に彼女を紹介するが、この雑誌とよく似たタイトルの雑誌をかつて出していた出版社でこの漫画家さんは今も執筆しておられる。さらに作中出てくる女装の男というのも、この漫画家さんの作風と密接に繋がってるし。(そういえば、松本清張も取材した歴史学徒の女性をモデルにして「火の路」を書いたみたいなんだっけ)ちなみに上記の文章で分かる人にはモデルの漫画家さんが分かると思う。
 下関の観光スポットのうち、源平の合戦絡みとあとは幕末の七卿都落ち、そして敗戦直後の混乱期の引き上げが主なテーマ。あとはふぐを食べたりと旅情もたっぷりだ。
 また、この作品、上記の漫画家志望の女性と彼女と一緒に出てくるヤクザ崩れの高山がイイキャラだし、ちょっと個人的な性癖もあって映像化された姿を見てみたい登場人物もいるので、是非映像化してほしいけどなぁ。と思ってググってみたら、2008年に中村俊介さんの浅見光彦で映像化されてたのか…。観たいなあ。DVD探してみよう。でも漫画化はされているらしい。ちょっと読んでみたい。あと、下関にもいつか行ってみたいな。





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Last updated  July 1, 2010 02:02:11 AM
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