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November 15, 2010
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カテゴリ: 音楽・楽器
古代シルクロードの音楽~正倉院・敦煌・高麗をたどって
岸部成雄
講談社 A5上製
☆☆☆☆☆◎
 正倉院展で螺鈿紫檀五弦琵琶を見た勢いで図書館で検索して借りてきた。昭和57年初版。
 主に、正倉院の楽器、中国の中世くらいまでの音楽史、朝鮮半島三国時代(新羅・百済・高句麗時代)の古代音楽について。正倉院の楽器と三国時代の楽器についてのところはこんな楽器もあるんだ~と楽しく読んでいたのだが、この本で著者の専門ということもあって、一番頁が割かれていた中国の音楽史については、政府お抱えの楽人の官制や音階の説明もあって、難解……特に音階は訳が分からん。。。。十二律に七声でワケが分からなくなった。でも、一部の調名がインドの起源という記述は面白かった。
 それに、正倉院って楽器のコレクションも多いということを恥ずかしながら始めて知った。残欠などがあるせいだが、中にはアイヌのトンコリに似ているらしいが、よく分からない七弦楽器なるものもあるそうだ。今度、正倉院の楽器の本借りてこよう。
 素人目にもかなり充実した内容。今、こんな音楽書あまり見かけないような気がするが、あとがきを見て愕然。専門(中国の音楽史)の研究の傍ら、十数年がかりで上梓された本だったらしい。
 正倉院の楽器や雅楽に使われる楽器に興味があったので、こういう本は大好き。できれば自分でもやってみたいが今はムリかな……。





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Last updated  November 15, 2010 09:24:18 PM
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