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March 23, 2011
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カテゴリ: 日本の小説

【送料無料】東京百鬼
浦山明俊
祥伝社文庫
☆☆☆☆☆
 「事件簿」となっているが、ミステリではない。陰陽師が主人公なのでそういう事件だ。だが、その事件がファンタジックでありながら、妙に現実感も失わないので読んでいて楽しめる。この作品の次である、「鬼が哭く」の方を先に読んだのだが前後関係はあまり気にならない。連作短編集で、各短編がゆる~く繋がっている。この本では主に関東と福島県が舞台。六本木ヒルズらしき建物や日光といった私も行ったことのある場所が出てくるのも楽しい。また、登場人物も最後の短編に出てきた警察官の武田クンや鳶の頭にはまた出てきて欲しい。あと小島の飼い猫のヤンも。でも六本木編で出てきたウザい高所恐怖症で閉所恐怖症の男はいらない。この小説では主人公の石田千尋とその秘書の小島幹大(みきひろ)の身につけているブランド品の名前の列挙が結構鬱陶しいのだが、その羅列のおかげで妙に現実味と生活感がプラスされているのかもしれない。





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Last updated  March 23, 2011 11:38:33 PM
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