混沌の本棚

混沌の本棚

PR

×

Calendar

Free Space

2010年12月1日より
読書メーター
登録しました。

琵音の今読んでる本

読書メーターに
画像がない本は
反映されないみたいです。

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

March 30, 2011
XML

【送料無料】花神の都
浦山明俊
祥伝社文庫
☆☆☆☆◎
 シリーズ第三弾。「陰と陽」「京都の花」の中編を二編収録。「陰と陽」は石田千尋とその秘書でもと医師(!)という経歴を持つ小島幹大との出会いを描いている。ここで猫のヤンも登場。賢いシャム猫だ。「京都の花」は山桜が里桜より早く咲いたという京都では、大勢の人々がいきなりめまいや耳鳴りを訴えて、病院が一杯になってしまい、それを怪しんだ小島の元の同級生が彼に連絡を取るところから始まる。案内役はまだ若い舞妓の市乃。
 「陰と陽」の方はまだ小島と千尋が初対面であるため、何となく事件の展開について行きにくいような気がする。けれども、他の作品でさりげなく入る小島の突っ込みはここからもう現れている。ここで語られるストーリーがきっかけとなって小島は医師を辞め、千尋の秘書になるわけだけど、もう一つくらいエピソードがあった方が説得力があるような気がする。でも小島が最初つけていたモンデイン・エヴォの腕時計、時間が見やすいならちょっと欲しいかも……お高そうな時計だけど。
 「京都の花」は思わぬ人物(?)が事件に密接に関与しており、その人物の恐妻家ぶりが楽しい。ほとんど夫婦漫才だ。出てくる京都の寺社も私があまり足を運ばなかった場所だったのも読んでいて楽しかった。それに作中に出てくる一直線の建物ラインは興味深い。この人、かつての主君同様あんまりそんなこと信じなさそうに思えるけど、ブレインにはそうでもない人がいたんだね。こちらの京都の花はちょうど桜が扱われていて、ちょうどこれからの季節にぴったりの内容だった。
 千尋と小島の漫才が楽しいので次作も出たら読みたいな。そういえば、あまりブランドの欧文横書きルビつき表記はなくなっていた。やっぱり見づらいからだろうか。それともおおよそのこの二人の愛用ブランドが出尽くして、二回目以降言及するときは普通のカタカナ表記にしているせいだろうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 30, 2011 01:19:10 PM
コメントを書く
[ホラー・ファンタジーなど] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: